統一 教会 合同 結婚 式。 テレ東『世界ナゼそこに?日本人』に多数の統一教会信者が!「合同結婚式で海外信者と結婚」を隠しウソ経歴放映|LITERA/リテラ

9. 統一教会合同結婚式 日本人妻たちの「肉声」

統一 教会 合同 結婚 式

スーサの合同結婚式を描いたの銅版画 古くは、内の安定を図る目的で、によって自身や家臣の男性と征服部族の女性との ()(英語版)が催された。 現代ではさまざまな宗教的・文化的背景のもとで行なわれている。 、は27人の女性と合同結婚式を行った。 『』『』の企画として実施されたり、・・など文化・芸能・スポーツ関係者がおこなった例もある。 以下、世界平和統一家庭連合(日本では一般的に旧略称の統一教会、または統一協会と呼ばれる)によるものについて詳述する。 正式名は「 国際合同祝福結婚式」。 人間の(罪の根本)は人類始祖の(イブ)がを中心として愛の関係を結んだことにあるとしており、それを正すためには、神を中心として男女がしなければならないとしている。 草創期は目の前で教祖がカップルを指名したり、信者に希望する相手を書かせたりもしていた。 頃から参加人数が多くなったこともあって、写真を見てカップルを決めるようになった。 合同結婚式後の初めての性交は一定期間禁止されている。 米本和広は、最近では式を挙げても33歳になるまで家庭を持つことを禁じられていると述べている。 また米本は、最初の性交に際しては3通りの体位とその順番が決められていると述べている。 米本は、文鮮明は人の性格、運命、長所、短所および血統的因縁や課題まで見抜く力を持っているとされ、「自分の思いのままに結婚すれば行く先は地獄であり、自分の思いのままにでなくて結婚すれば行く先は天国なのです 」と言っていると述べいる。 当人の欠点を補う相手であることに加え、先祖からの因縁や問題のすべてを清算できる夫婦となるに相応しい相手を推薦するという。 神様を中心として独身の男女が結ばれる「一般祝福(マッチング)」、結婚している家庭が神様を中心とした家庭として新しい出発をする「既成祝福」、霊界に旅立った配偶者・霊人と祝福を受ける「独身祝福」「霊肉界祝福」がある。 また、一時は伴侶に先立たれた信者を他の信者と再婚させ、夫婦として祝福する「慰労祝福」というものもあったが、文鮮明は本来の原則にはないものとして、行わなくなった。 近年は見合い形式で伴侶を捜して祝福を受けるようになっており、また信者の子供達は親同士の計らいで結婚させることができるようになっている。 このことはすでに祝福を受けた信者に限られているが、ほとんどの信者が祝福を受けるようになるので、ほとんどの信者の子供達が対象である。 マッチングサイトで出会ったカップルも増えており、まずは2・5・21日間の「修練会」と呼ばれるものに参加する(最近は出会いの後に参加する場合もある)。 修練会では基本的に座学にて、信仰や人生の生き方について学び、そのすべてを受け、家庭部長と呼ばれる人との面接を経た者が「マッチングサイト」に登録する。 に第1回の合同結婚式が行われて以来、教団の発表では参加者数は回数を重ねるごとに増えているようだが、以降からの祝福は参加条件が次第に緩くなった。 必須条件とされた事前の7日間断食や21日修練会への参加や「霊の子」(自分が伝道した信者)を一定数持つこと、3年以上の献身生活(出家)、女性の年齢が23歳以上等の従来の条件が緩和(現在は18歳以上(高卒以上で親権者の同意必要)、ただし家庭出発できるのは33歳以上)が緩和ないし撤廃され、一度破局した者の再参加や、既婚者で相手の充分な了承なく一人で参加することや、教会員にならなくても、教祖をメシアとして受け入れれば、他の信仰を持ったままでの参加も許されるようになった。 尚、家庭連合・家庭教育局に報告されている国内家庭出発者は総計40,093名となっている。 (家庭出発者とは、祝福合同結婚式に参加した上で、実質的に結婚生活を始めた一世・二世・既成祝福を含む家庭を指す。 ) 合同結婚式で結婚した夫婦の間に生まれた子は「神の子」「祝福子女」「祝福二世」と呼ばれ、そうでない子「ヤコブ」「信仰二世」と区別され、「神の子」と「ヤコブ」は教義上「血統が違う」ということで区分され、両者がカップリングされることはなかった。 しかし祝福二世として生まれたにもかかわらず祝福相手と別れて結婚できないケースがあるなど、文鮮明の選んだ相手との婚姻の義務(の問題)が薄れるにつれて、子女の不信心が芽生えてきたともいわれる。 近年は、次世代教会づくり資料を作る等 、子女教育に力を入れている。 日本教会ではそのための本部の機構改編も行われたと言われ、子女の呼称も従来のように「祝福二世」「信仰二世」と区分せず単に「二世」と呼ぶように変わった。 問題と批判 [ ] 合同結婚式後に6,500人の日本人女性が行方不明になり、被害者家族が捜索を訴えるなどしており、全国霊感商法対策弁護士連絡会は、反社会的違法行為であり、強く反対するとの声明を出しているが 、韓国で多くの統一教会の日本人花嫁を取材したジャーナリストの米本和広は、ほとんどの花嫁が日本の家族と頻繁に連絡を取り合っている事実を知り、6500人が行方不明とする発表は、「政治的なプロパガンダ(宣伝工作)もしくは政治的デマゴギーに過ぎない」と述べている。 韓国人男性が日本人妻の母親を殺害 、フィリピン人男性が日本人妻を殺害 する事件が起きている。 ただ、家庭連合・家庭教育局に報告されている国内家庭出発者総計40,093名のうち、現在離婚している離婚者数から算出 2015年11月24日時点)した離婚率は1. 7%となっており、国勢調査・人口動態調査から算出した国際家庭の離婚率と比較すると低い。 1998年当時で参加者には参加費30万円と感謝献金140万円が義務づけられ、この資金を作るため多くの参加者が家族や知人に嘘を言ったり、重労働や違法行為により用意したりしており、過去には資金を用意できなかった信者が強盗事件を起こしている。 ただ、これも教育の指導者によって違い、すぐに払えないという人には収入の10分の1を毎月払う等の形もとられている。 日本人女性と結婚できることを売り物に韓国人男性信者を集めており、日本人女性が渡韓してみると相手の韓国人男性が教団に禁止されているはずの飲酒や喫煙をしていたり、中には愛人や妻子がいたという悲惨なケースもあると述べている。 祝福を希望する人は「飲酒、喫煙をしない」について合意をする必要がある。 元信者の一部は裁判所にを求めた申し立てをし、すでに40件以上の「合同結婚式の相手との入籍が無効である」旨の裁判所の判断が確定している。 日本人女性参加者に関していえば、韓国などの男性に嫁ぐケースも多いとされている。 福家庭が持つ子供の数の平均値は2015年11月16日の時点で2. 1人となっている。 国内マッチング祝福家庭数は18,033組であり、子供の数の平均値から信者の二世の数を推測することが可能であり、数万人と予測できるが、実態は分かっていない。 尚、家庭連合・家庭教育局に報告されている国内家庭出発者は総計40,093名となっている。 (家庭出発者とは、祝福合同結婚式に参加した上で、実質的に結婚生活を始めた一世・二世・既成祝福を含む家庭を指す。 ) 尚、家庭連合の公式サイトでは離婚率は1. 7%となっている。 米本和広の書籍では、「神の子」の父母「信仰一世」は熱心な信者であることが多いと述べている。 聖和式やJSTF(Japan Top Gun College)に参加する二世もいる。 アメリカに養子いく2世も存在している。 また米本は、やとして二世の世話を任せられた信者は、で子どもが健やかに育っていないのを目の当たりにしてその後例外なく退会したと述べている。 米本は、合同結婚式で結ばれた家庭は、ほぼ全家庭が多額の献金が原因である借金を持っていると述べている。 尚、家庭連合に所属しても会費はかからないが、キリスト教会と同じように収入の10分の1を献金することを奨励している。 歴史 [ ] 教団公式ホームページなどから抜粋。 参加者の数字はあくまでも教団の発表(教団の機関紙『ファミリー』1月号)であり、その内容については、前節を参照。 - 3組、 青坡洞前本部教会。 - 33組、ソウル市 前本部教会。 - 72組、ソウル市 前本部教会。 - 124組、ソウル市民会館(、現在のの位置)。 - 430組、ソウル市民会館。 米本によると、1組の日本人が参加している。 - 43組、・東京教会。 米本によると、22組の日本人が参加しており、うち12組は未成年者であった。 - 777組、ソウル市。 米本によると、俗に「スリーセブン」と呼ばれ、日本の若者が最初にまとまって参加した式であり、235組が日本人であった。 米本によると、結婚後5年間セックスが禁じられていた。 - 1800組、ソウル市奨忠体育館。 米本によると、799組が日本人であった。 米本によると、結婚後3年間セックスが禁じられていた。 - 2075組、市。 - 6000組、ソウル市 蚕室総合室内体育館。 - 6500組、韓国 研修院。 - 1275組、韓国京畿道 一和龍仁研修院。 米本によると、日本人が絡む祝福二世同士の最初の式となった。 - 世界既成家庭合同祝福式(46カ国から126家庭)。 - 3万組国際合同祝福結婚式(3万625組) 韓国ソウル市。 、、が参加し広く報道された。 - 36万組国際合同祝福結婚式 韓国ソウル市。 - 米本によると、4000万組世界祝福式(3960万組)。 アメリカと韓国で同時に開催し、アメリカ時間に合わせたため、韓国では未明となった上に散々待たされ、土砂降りで花嫁はずぶ濡れになった。 またが出演予定だったが直前でキャンセルされたことで話題になった。 - 3億6000万組第1次世界祝福式(1億2000万組) アメリカ市。 - 3億6000万組第2次世界祝福式(193カ国で3億6000万組) 韓国ソウル市。 - 4億組第1次国際合同祝福結婚式(186カ国から参加) ソウルおよび各国会場。 - 4億組第2次国際合同祝福結婚式(135カ国参加) アメリカ 本部および各国会場。 - 4億組第3次国際合同祝福結婚式(代表約3500組が韓国に参加) 韓国ソウル・オリンピック公園フェンシング競技場および各国会場。 - 4億組第4次国際合同祝福結婚式(主会場に約3000組が参加) ソウルおよび各国会場。 - 4億組第5次国際合同祝福結婚式(186か国の会員が祝福を受ける。 日本から1000組以上のカップルが式典に参席) ソウルおよび各国会場。 - 天一国4年特別祝福(121組の国際家庭が誕生、日本から約40組の家庭が祝福を受ける) 米国・イーストガーデン。 - 天一国5年特別祝福式(主に韓国・日本・アメリカから代表が参加、113組のカップルが祝福受ける。 ) 韓国・天宙清平修錬苑。 - 4億組第6次国際合同祝福結婚式 韓国・忠南柳寛順体育館および各国会場。 - 世界平和国際合同交叉祝福式(1147組) 韓国・天宙清平修錬苑および各国公式会場。 - 平和世界実現のための太平聖代平和交叉・交体祝福結婚式(521組) 韓国・天宙清平修錬苑。 - 2007太平聖代平和交叉交体祝福結婚式(1634組) 韓国・忠南柳寛順体育館および各国会場。 - 太平聖代神文明平和祝福結婚式(1次):153組 韓国・天宙清平修錬苑。 - 真のお父様卒寿祝賀記念「2009太平聖代神文明平和祝福結婚式」:マンハッタンセンター。 - 10. 14真の父母様天宙祝福式 韓国・鮮文大学校および各国会場。 - 11. 16真の父母様二世祝福式 190組 韓国・天宙清平修錬苑。 - 1. 4真の父母様天宙祝福式 韓国・KINTEX(国際総合展示館)および各国会場。 - 天地人真の父母定着完了10. 14祝福式 韓国・鮮文大学校および各国会場。 - 天地人真の父母勝利解放完成開門時代祝福式(主会場に2077組が参加)107,812組 韓国・清心平和ワールドセンターおよび各国会場。 - 2013天地人真の父母天宙祝福式 (主会場に約3500組{未婚1000組、既婚2500組}が参加 )1万2000組 韓国・清心平和ワールドセンターおよび各国会場。 - 2014天地人真の父母天宙祝福式(主会場に2500組が参加)2万組 韓国・清心平和ワールドセンターおよび各国会場。 - 2018年8月27日 - 韓国・加平(Gapyeong)にある清心平和ワールドセンター(Cheongshim Peace World Center) 出典 [ ] []• 2017年2月2日. 2018年8月21日閲覧。 AFPBBニュース. 2016年12月27日. 2018年8月21日閲覧。 AFPBBニュース. フランス通信社 2018年1月1日. 2018年8月21日閲覧。 『わたしは"洗脳"された』p. 111-122「統一教会の顔」。 148-182「神の子」。 『誰も書かなかった国際合同結婚式』• 『我らの不快な隣人』第11章• 参考文献 [ ] 教団側の文献 [ ]• 世界基督教統一神霊協会広報部『マスコミ&vs62郷』歓迎社 3月• 『誰も書かなかった国際合同結婚式』光言社出版企画部 1993年3月• 『統一教会の合同結婚式』世界基督教統一神霊協会 1993年5月 批判側の文献 [ ]• 『統一協会合同結婚式の手口と実態』 9月• 『カルトの子 心を盗まれた家族』• 社会部 編 『わたしは "洗脳" された: 統一協会元会員の証言』 1989年• 外部リンク [ ] 教団側のサイト [ ]• (の中の祝福家庭に関するコンテンツ内。 ) 批判側のサイト [ ]•

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統一教会の芸能人一覧表!合同結婚式で初夜を迎える!? あの有名人その後は?

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31 30-33頁 8-25 統一教会合同結婚式日本人妻たちの「肉声」 有田芳生 &本誌特別取材班 韓国徹底取材 今年もまた多くの日本人女性が海を渡る。 韓国人信者に嫁ぐことは光栄だと信じている彼女たち。 が、迎え入れる側には、嫁不足に悩む農村のにわか信者が多く、教義の理解も違う。 渡韓した日本人妻たちはその現実の中でいま、何を考え、どんな暮しをしているのか。 この八月二十五日には、三十六万組を集めたと豪語する国際合同祝福結婚式が、韓国 ・ソウルのオリンピックスタジアムを主会場に、アメリカ、ロシア、日本などで行なわれる。 「日本からの参加者は、実数で一万八千人から二万人。 既成祝福といって、すでに結婚しているが、再び文鮮明先生のもとで結婚式を挙げる夫婦も含まれています。 実は三十六万組の多くが、この既成祝福です。 日本人で初めて結婚する人のうち、国際結婚は八千人、韓国人が相手の信者はそのうち五千人です」 (統一教会幹部) 統一教会員にとって、「最高の伝統儀式」こそ合同結婚式である。 これに出れば、「祝福家庭」と呼ばれる理想の家庭を築くことができる、と教えられているのだ。 三年前の花嫁たちは、いまどのように暮らしているのか。 その実態を、韓国に見た。 ソウル市内の喧騒を抜けると、やがて緑豊かな田園風景が続く。 高速道路を下りてさらにしばらく走り、自動車一台がようやく通れる未舗装の道をゆっくり進む。 目指す場所に着いて時計を見ると、ソウルを出発してから五時間が経っていた。 ここは大田市郊外の農村である。 この村に、今回の合同結婚式に参加する韓国人男性 ・Aさんが住んでいる。 七人兄弟の次男で三十四歳。 家の農業を手伝っている。 統一教会には、一年前に入ったという。 はにかみ気味のAさんは、ソウルではすでに見られない伝統的な韓国式住居に案内してくれた。 「入信した動機は?」と尋ねると、いともあっさりとこんな言葉が返ってきた。 「統一教(韓国ではこう呼ばれている)の牧師に、『信者になれば結婚できる』と言われたから」 Aさんは、合同結婚式参加の費用として、教会に七十万ウォンを二回払っている。 七十万ウォンは、韓国では大企業の初任給にあたる金額だ。 農村での価値はさらに大きいだろう。 統一教会は九二年の合同結婚式のときも、韓国農村の嫁不足状況を利用し、「統一教に入れば、知性ある日本人の女性と結婚できる」と宣伝して信者を増やしていった。 その実態は、三年経った今回も何ら変わりなかったのだ。 「・・・・ 」 少し立ち入った質問をすると口をつぐんでしまう。 国民学校(日本の小学校にあたる)卒業というAさんだが、自分の名前を漢字で書くことも、生年月日をはっきり答えることもできないのだった。 統一教会の合同結婚式の内実に、韓国農村の嫁不足の現状を利用した信者獲得の目論見があることは、最高幹部が問わず語りに認めていることでもある。 韓国統一教会の郭錠煥会長は、信仰総合誌『統一世界』八月号で、文教祖が婚約相手を決めることについてこう語っている。 「わたしが教会長として(文教祖の)横で仕え、力添えをしながらも、心で日本教会長や日本人たちに少しすまないことがありました」 郭会長はその理由を、日本人女性信者は高校卒業以上の学歴が多いのに、その相手となる韓国人男性信者は小学校卒業が多いからだ、と語り、さらに年齢の問題をあげる。 「(韓国人信者には)年をとった未婚の男たちが多いのです。 四十歳、三十九歳、三十八歳と降りてくるのと比較しながら、候補者の女性の写真を(文教祖に)差し上げます」 いわゆる写真マッチングといって、文教祖が写真を見て結婚相手を決めるというのである。 「年をとった日本女性たちは写真か終わったのに『発をとった韓国男性たちはそのまま残っているので、これはいつ三十九歳が終わりになるのか、いつ三十八歳が終わるのか、このような心情でした」 韓国人男性信者で、ある程度年をとった者と、日本人女性信者とを結びつける、というのだ。 しかも結婚を目的とした「にわか信者」が多いことは、韓国の統一教会幹部が認めるところである。 これが合同結婚式の実態だ。 もちろん、郭会長が文教祖の言葉として語っているように、学歴などはその限りにおいては問題ではない。 むしろ興味深いのは、文教祖が語ったという次のような発言である。 「日本女性としては、韓国に嫁にくることが、それ以上に光栄で自慢であるので、(学歴や年齢の差は)話にもならない」 たしかに日本人女性信者にとって、教祖の生まれた国である韓国の男性信者と結婚することが、「光栄で自慢」になるという現実がある。 日本人女性と結婚できることを夢見ているAさん。 その同じ村には、三年前の合同結婚式に参加した日本人女性信者のBさんが暮らしている。 Bさんが統一教会に入信したのは一九八七年、二十六歳のときだった。 四年後に仕事を辞めて教会の活動に従事する。 三万組の合同結婚式で、農業を営む韓国人のCさんと結婚。 Bさん三十一歳、Cさん三十二歳だった。 いったん日本に帰ったBさんが韓国に渡ったのは九三年一月。 夫となるCさんが所属していた教会で暮らしながら、おぼつかない韓国語や韓国式の食事を信者から教えてもらった。 九三年九月から同居。 いまは一歳になる女の子の母親として、主婦業に専念。 東北の農家出身だから違和感を感じることなく、「似たような環境だなあ」というのが、この土地へやつて来たときの第一印象だった、といいう。 Bさんに聞いた。 「ギャップは感じました。 原理 ・原則として教会の教えがあります」 横で赤ちゃんを抱いている、温厚そうな夫のCさんにも聞いてみた。 合同結婚式参加を申し込むにあたり、韓国人信者は結婚相手の「希望国家」を申込書に書くことになっていたという。 Cさんは日本人を望んだ。 しかし日本人の信者たちは、そのことを謝る活動をしています。 だから希望しました」 統一教会では、戦前の日本が行なった朝鮮への侵略行為の歴史を徹底して教育している。 信者たちが日本の「負債」を韓国人信者に負っていることは、現役や元信者たちが一様に強調することだ。 だからこそ率先して韓国人と結婚し、尽くすことが、「光栄で自慢」になるのだ。 Bさんには、日本の統一教会の現状も聞いてみた。 いまの会長は誰ですか、と問うと「ど忘れした」としばらく考えていたが、「久保木さんかな」と答えた。 彼女が口にした名前は久保木修己名誉会長のことで、会長職は四年前の九一年九月に辞任している。 さらにいえば、久保木氏のあとに会長に就いた神山威氏は、合同結婚式騒ぎに端を発した霊感商法批判で、九三年一月に辞任。 次の会長の藤井菱雄氏も九四年五月に辞任。 その後を継いだ小山田秀生氏も一年足らずで職を辞し、今年六月に、かつて霊感商法の音頭をとっていた桜井設雄氏が会長に就任している。 一年に一人ずつ会長が交代している現状では、Bさんがいまの会長名を言えないのも無理はない。 しかし、自分が参加した合同結婚式当時の会長名さえ忘れているということは、現在の生活がどれほどあわただしいかがうかがえる。 日本のいまの会長を知らないというのは、同じ質問をした四人の女性信者全員に共通していることだった。 とくに三年前の合同結婚式に参加した女性信者たちは、韓国で暮らしはじめて、そう日が経っていないからだろう、生活の感想を聞いても一般的な言葉が返ってくるばかりだった。 「家庭が大切で、理想の家庭を築くこと、それ自体が信仰です」(Dさん) 「忙しいという印象だけ。 教義の理解が違うといっても、韓国とはそういう国。 主人の心情が真っ直ぐなので問題はありません」(Eさん) 日本人を嫌う両親との軋蝶 こういう言葉に嘘はないだろう。 しかし彼女たちは、抽象的な理念で、生活のあわただしさや矛盾を「解決」しようとしているように思えてならない。 そのことを、韓国人男性信者の立場から証言してくれたのがFさんだ。 彼は三人兄弟の長男で、一九七九年ごろ入信。 いま三十三歳で、通信関係の会社に勤めている。 Fさんは、三年前の合同結婚式に出るにあたって、教会から「国際結婚しか認めない」と言われたそうだ。 そこで「希望国家」を書く欄の第一希望に日本、第二希望に中国、第三希望に韓国、と書いた。 韓国と書いたのは、無理だと分かっていても、できれば韓国人女性と結婚したかったからだ。 結婚式の1ヵ月ほど前に教会から電話があった。 「結婚相手と今日会えるからすぐに来い」 という。 結婚相手の写真が渡されるのだ。 教会には二百人ほどの信者が集まってきた。 教区長が一人ひとりの名前を呼ぶ。 自分の番が来たので写真を受け取り、そっと見ることにした。 日本人女性だったが、想像していた顔と違うのでショックを受けた。 教祖が選んでくれた人だと思いなおしたが、それでも「とても怖い印象を受けた」という。 なかには「気に入らない」と言って、与えられた相手の日本人女性を断る男性もいた。 しかしFさんは実際に会ってみると、写真の悪印象はすぐに消えた。 彼女は、結婚式の五年前から教会の活動に専念している熱心な信者だった。 だが問題は、結婚生活を始めてからすぐに起こる。 夫婦揃って、ソウル近郊のアパートで両親と同居を始めたのは、合同結婚式に参加してから一年八ヵ月後の昨年四月。 まず問題となったのは。 日本人を嫌う両親の存在だ。 Fさんの説明を聞こう。 「一九四五年以前、わたしの親たちは日本人によってとても苦労をしたんです。 その記憶が日本人とともに暮らしはじめてオーバーラップするんです。 しかも、お互いに言葉がうまく通じない。 ちょっとしたことから口ゲンカになり、さらに誤解を生じる。 衝突は頻繁で、妻は外に飛び出して泣くことが多かった」 そのうえさらに、韓国人信者と日本人信者の信仰の違いが問題となってくる。 「一心不乱に教えとひとつになろうという彼女の姿勢にはただただ驚いて、口を挟むことができません。 韓国での信仰は、あっちを見たり、こっちを見たりというものですから、日本人の一途な一生懸命さにはついていけません」 ただ、こうした親の世代との軋蝶が一般的だというわけでもない。 やがて言葉が通じ合うようになれば、解決される問題も多いのだろう。 やはりソウル近郊の農村地帯で暮らす日本人女性Gさんの例を見よう。 彼女は、一九八八年十月に行われた六千五百組の合同結婚式参加者だ。 現在三十一歳になる。 九年の信仰歴を持つ彼女の夫は、ソウル市内で病院を経営する三十六歳の医師。 九一年に家庭を持ち、いまでは四歳と一歳の男の子がいる。 Gさんははじめ、「どうせ事実でないことを書くのだから」と取材を断ったが、交渉するうちに部屋へ招いてくれた。 本圃には統一教会の書籍が、育児書や韓国語のテキストと並んで納まっていた。 両親も同席した取材の雰囲気からは、とても違和感などは感じられなかった。 Gさんにいくつかの質問をした。 「日本の教会では、ただ神のために走ればよかった。 それが日本の立場なんです。 「日本は組織で動いているけれど、韓国では個人で信仰を高めなければ」 式の参加費は百四十万円 このGさんの発言が正直に語っているように、韓国で暮らすことになった信者たちは、言葉の問題や家庭環境の問題を抱えてはいても、一様に「日本よりは楽だ」という趣旨を語った。 それはそうだろう。 一九七五年の送金命令以来、日本の統一教会は文鮮明教祖のために組織を上げて経済活動を行なってきた。 そのもっとも効率的な経済活動が、霊感商法だった。 信者たちは常に、伝道と経済活動のノルマに追われている。 いまだその構造に、変わりはないのだ。 しかも、合同結婚式が最高の価値であり、そこに参加することにしか「救い」の道はないと教え込まれている。 今回の参加費用は百四十万円。 払えなければ、式が終わり日本に帰ってきてから工面しなければならないことになっている。 無理な経済活動をせざるをえなくなった信者たちは、社会問題を引き起こす。 これが、統一教会の合同結婚式の大きな問題点なのである。 結婚の形態や意義などという、価値観の問題ではないのだ。 統一教会を脱会した日本人元信者たちのなかには、合同結婚式で結ばれた相手と離婚の手続きを取る人も多い。 しかし、合同結婚式そのものがそもそも無効であるという訴えを起こした人たちが二十六人いる。 すでにそのうち十六人について、合同結婚式には実質的な婚姻関係が認められないとして、裁判所から婚姻無効の判決や審判が下されている。 統一教会の信仰さえおぼろげな「にわか信者」が増えれば増えるほど、合同結婚式をめぐる社会問題は増え続けていく。 前回の合同結婚式で、日本から韓国へ嫁いだ女性信者は相当数にのぼる。 今年の合同結婚式に参加する冒頭の韓国の農村青年、三十四歳のAさんのもとへも、もうすぐ日本のどこかから、ひとりの若い女性が、信仰と希望に燃えて嫁いでいくことになる。 統一教会 桜田淳子 山崎浩子に ダマされるな.

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合同結婚式には小銃を持参せよ─統一教会、文鮮明の息子は語りかける

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2018年2月25日の日曜日の朝、この教会の38歳の牧師ショーン・ムーン(文亨進)が白のフード付きのパーカーにカーゴパンツという服装で舞台下手から現れた。 ショーンは統一教会の教祖・故文鮮明の息子だ。 ショーンは革のヘッドバンドを装着してからマイクを握った。 「オーケー、それでは奏楽をお願いします」 ショーンが電子ピアノの奏者と女性の歌い手2人に言った。 この3人が教会の聖歌隊だ。 聖歌隊が最初の聖歌を歌いはじめた。 「恵みの光が天に輝き/暗き我が道を照らす」 礼拝堂内にひしめく200名超の信者も喜びいさんで歌い出した。 牧師のショーンは最前列の自分の席で妻の隣に立ち、オーケストラの指揮者のように手を動かす。 計4曲の聖歌を歌い終わると、短い祈祷があり、それからショーンが舞台中央に上がった。 3日後の水曜日の朝に予定されている「合同結婚式」の予行演習も兼ねていたからだ。 すでに日本や韓国から数十組のカップルが到着していた。 合同結婚式の正式名称は「天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式」だ。 サンクチュアリ教会ではこの1週間、アートフェスティバルやサバイバルスキルを競うコンテスト、ヤギの解体の実演などがあった。 合同結婚式は、そんな1週間を締めくくる式典として予定されていた。 この合同結婚式は全米に注目されていた。 少し前まで地元の日刊紙「ポコノ・レコード」にも知られていなかったサンクチュアリ教会にとって、それは前例のない事態だった。 サンクチュアリ教会の祝福式に参加した教会員たち。 この教団では、殺傷性が高い軽量の半自動小銃「AR-15」(全米ライフル協会(NRA)に言わせると「全米で最も人気の小銃」)を所有することが大事だとされている。 ことの始まりは2017年の秋、ショーン牧師が『ヨハネの黙示録』を研究したことだった。 この書にはキリストがいつの日か再臨し、地上の王国を「鉄の杖」で支配すると書かれている。 もちろん『黙示録』が書かれたのは、銃が発明されるずっと前のことだ。 だが、ショーンに言わせると「鉄の杖」とはAR-15を意味する聖書風の言い回しなのだそうだ。 キリストは「暴君」ではないので、サンクチュアリ教会の「王」や「王妃」が武装して、その王国の平和を守る必要があると解釈したのだ。 その結果、サンクチュアリ教会は、合同結婚式に参加する「祝福カップル」に対し、AR-15か「それに相当するもの」を持ってくるようにという通知を出すことになった。 だが、タイミングが悪かった。 通知を出した翌日の2月14日、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校に若い男性が侵入し、AR-15で17人を殺害した。 AR-15はラスベガスやフロリダ州オーランド、カリフォルニア州サンバーナーディーノなどでの銃乱射事件で使われたことでも知られる。 ショーン牧師も、パークランドの高校で起きた悲劇に心を痛めた無数の人の一人だった。 冒頭の日曜礼拝の説教では1時間近く話をし、銃乱射事件後のトランプ大統領の発言をとりあげた。 「大統領は言いました。 教師が武装していたら、あの男を撃ち殺せていたのです。 そんな発言をする大統領は初めてです。 みなさま、これは神の恵みです」 次の水曜日には、大勢の信者がまたこの建物に戻ってきて、大規模な合同結婚式に参加することになる。 ショーン牧師は、自動小銃の引き金を結束バンドで固定するといった安全対策を説明した。 「みなさん、忘れないでください。 弾を撃ってしまったら、それを元に戻すことはできないんです」 とはいえこれは、儀式の参加者に銃を持ってきてはいけないという指示ではなかった。 それどころか、銃の携帯許可証を持つ人には、AR-15のほかに弾を装填した拳銃(ここの教会用語では「小さな鉄の杖」)を持って式典に参加してほしいとのことだった。 ショーン牧師は言う。 「羊の皮をかぶった狼が隠れているかもしれません。 トラブルを起こそうと狙ってね」 事務連絡もあった(成人になった子供の結婚相手を探している親のミーティングは本日午後3時から。 AR-15分解実演講座は明日午後5時から)。 ショーン牧師は事務連絡を終えると説教の本題に入った。 まずは準備運動として聖書のなかで「鉄の杖」が悪徒を打ちのめすのに使われている節を読み上げた。 それから祭壇を歩きながら、言いたい放題の過激な演説を始めた。 「奴隷根性を捨ててください。 王の精神を自ら養ってください。 いまの米国の民主党は共産主義の政党です。 あの政党に資金を出しているのは、ナチスにも協力した、あのジョージ・ソロスです。 独裁者のキリストを広めようとする偽物の牧師や司祭がいるのです」 やがて手当たり次第の罵倒が始まった。 罵倒のターゲットは、だいたい決まっている。 ヒラリー・クリントンには「ロシア問題にカネを出していた」と言い、教皇フランシスコには「社会主義と共産主義の悪魔」だと言う。 米国政府が巨大化して増長していることも問題視した。 「イエスは中央集権化をしませんでした。 イエスは政府を作ったりしなかったのです。 この100年で人間をいちばん殺したのは中央集権化された政府なのです」 それからショーン牧師は動画を再生した。 サンクチュアリ教会の若い信者たちが、軍事訓練ばりのトレーニングを受けている動画だ。 この教会の「平和軍・平和警察」だ。 主のために迷彩服を着用している。 森を走りながら小銃を撃ち、フィリピン流のナイフ戦闘術の訓練にも打ち込んでいる。 ショーン牧師は信者たちに言った。 「ワルになりたいからやっているのではありません。 人を殺せるくらいの訓練を積むのは人を愛しているからなのです。 鉄の杖の道とは愛の道です」 説教を聞く教会員たち。 「半自動小銃」と「教会」という意外なマリアージュは、メディアののぞき見根性を刺激した。 だが、メディアは一度、ネタを取材したら、その関心はすぐに別の話題に移ってしまう。 そのため視聴者の心に生じた疑問に答えが出されることはない。 このサンクチュアリ教会とは何者なのだろうか。 米国では政治と宗教が話題になると、ただでさえいざこざが起きかねない。 そこに銃の問題を絡ませるなんて、この教団はいったい何を考えているのか。 統一教会の始まりと文鮮明の死後に勃発した家族の権力闘争 統一教会の教祖・文鮮明が肺炎の合併症で死去したのは2012年だった。 享年92歳。 この死がきっかけで文鮮明の家族が分裂し権力闘争が始まった。 前出のショーンは、自分こそ10人の兄弟姉妹から統一教会の後継者に選ばれ、「二代目の王」として戴冠することに決まっていたと主張している。 それを支持しているのがショーンの兄のジャスティン(文國進)だ。 ショーンに言わせると、自分は父親のような完全なる救世主ではないが、「神の国」を完遂させる責任が自分にはある。 一方、子供たちの母親である韓鶴子に言わせると、文鮮明がバトンを引き継いだのは、52年間妻として付き添った自分だ。 統一教会の基盤は韓国と米国の両方にある。 文鮮明は1920年生まれ。 出生地は当時、日本領だったが、いまは北朝鮮領だ。 15歳のとき、目の前にイエスが現れ、地上に「神の国」である「天一国」を到来させる「特別な使命」を依頼されたという。 その後、文鮮明は電気工学を学ぶために日本に留学。 日本では朝鮮独立運動に関わったかどで2度拘束され、拷問を受けた。 その後、帰国して、結婚する。 第二次世界大戦後は平壌に住んだが、そこで彼は共産主義政権に拘束される。 キリスト教の布教をしていた罪で、収容所で強制労働をしなければならなかった。 朝鮮戦争末期にこの収容所が解放されると、文鮮明は南に向かった。 1954年にはソウルで自分の教会を設立する。 教会の名称は「世界基督教統一神霊協会」。 その教義は『原理講論』という書物にまとめられた。 教義の中核にあるのは、エデンの園でサタンがイヴを誘惑し、それが人類の「堕落」につながったという説だ。 アダムとイヴの血統が汚され、それがカインとアベルに引き継がれたという見解だ。 その後、神がイエスを「第二のアダム」として地上に送りこんだ。 イエスに罪のない愛を見つけさせ、人類を救おうとしたのだ。 だが、イエスは早世し、結婚することがなかった。 そこで文鮮明が「第三のアダム」として地上に送り込まれ、世界を罪悪から救い出す運命が課されたというわけだ。 統一教会でとりわけ重んじられたのが、伝統的な結婚の聖性だ。 婚前の性行為も離婚も同性愛も厳格に禁じられている。 この保守的な教えがソウルで信者を集めた。 文鮮明は宗教的な乱交や徴兵回避の件で警察に2度拘束されたが、いずれも最終的には起訴は取り下げられた。 1957年時点で30ヵ所の教会のネットワークを築き、韓国の政財界にも食い込んだ。 計画通りに進まなかったのは、彼自身の結婚であり、これは離婚に終わった。 だが、ほどなくして文鮮明の人生に韓鶴子が現れ、ふたりは1960年に結婚する。 信者はふたりを神に選ばれた「真の御父母様」として讃えた。 統一教会が米国進出を果たしたのはその10年後だった。 全世界を統一教会の旗印のもとにまとめあげるには、米国に拠点を設けることが必須だったからだ。 文鮮明は教団傘下の財団や企業を次々に創設し、韓国史上初のビリオネアになったとされる。 信者が彼の莫大な富に目くじらを立てることはなかった。 だが、米国議会が統一教会の「帝国」に調査のメスを入れた。 そして1980年代半ば、米内国歳入庁が16万2000ドル(1800万円超)の収入を脱税していたことを突き止め、文鮮明は13ヵ月、実刑に服すことになった。 だが、根っからの起業家であるのが文鮮明の特徴だ。 刑務所でも取引をして、保守的な論調で知られる新聞「ワシントン・タイムズ」を創刊させたのだ。 新聞創刊の理由は「世界を救いたいという神の必死の願いをかなえるため」だった。 統一教会の信者数は昔から自由自在に膨らんだり縮んだりしてきた。 あるときは数万人とされ、別のときには数百万人にもなる。 前述のワシントン・タイムズ紙の2009年の報道では、信者数は11万人だった。 正確な数字は不明だが、1990年代末にピークに達した後、減少傾向にあることははっきりしている。 だが、文鮮明がくじけることはなかった。 2003年には、ワシントン・タイムズ紙に大きな見開き広告を出し、故人となった米国の歴代大統領36人が文鮮明の偉大さを認めたというニュースを掲載させた。 しかもその全員が、あの世から文鮮明支持を表明する手紙を書いたというのだ。 かつて「無神論をわめきちらす者」として非難されたトマス・ジェファソンも次のように書き送ったとされる。 「米国の人民よ、ふたたび立ち上がれ。 建国の精神に立ち返れ。 すべての人の救世主である文鮮明の教えに従うのだ」 言うまでもないが、ジェファソンは、米国の統治の仕組みを設計した主要人物のひとりだ。 仮に文鮮明の「神の国」のビジョンが実現することになれば、それはジェファソンが設計した統治システムが時代遅れのものになることにほかならない。 そのことを確信しているのが前出のショーン牧師だ。 彼は自分の父親が定めた原理に従い、すでに「アメリカ合衆国憲法」ならぬ「天一国合衆国憲法」も書き上げているのだ。 すべてが「神の計画」のとおりに進むのであれば、文鮮明の一族が君主となって統治する君主国が誕生するという。 ショーンの存命中にその王国ができるのであれば、ショーンは、その天一国合衆国の王として君臨し、兄のジャスティン(サンクチュアリ教会の事実上の副牧師)が監察官となり、政府から汚職を根絶する任務に服すことになるそうだ。 とはいえショーンは心配無用だと言う。 神権政治に陥ることはないそうだ。 「リバタリアニズムのキリスト教君主制国家です。 場合によってはリバタリアニズムの共和主義的民主制国家かもしれません」.

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