不正出血と生理の違い。 月経異常か不正出血か、更年期の生理周期

月経異常か不正出血か、更年期の生理周期

不正出血と生理の違い

shutterstock. 通常の生理以外の出血はおおまかに「不正出血」と呼ばれますが、不正出血の中にはさまざまな種類があります。 今回は排卵期に起きることがある「排卵期出血」を中心に、医学博士の川上智史先生に説明していただきました。 排卵出血って?一般的に妊娠とは、精子と卵子が出会って受精し、受精卵となってから子宮内膜に着床して初めて妊娠成立となります。 そのためにはまず、卵巣からの卵子が排出されることが必要で、これを一般的に「排卵」と言います。 通常の排卵は月経と月経の間に起こりますが、この排卵時に出血することがあります。 通常の出血は受精卵の着床が起きなくて子宮内膜が剥がれたとき、いわゆる「月経」のときに起きますが、それ以外の時期に起きる出血を「不正出血」と呼びます。 このような考え方でいくと排卵期に起こる出血も不正出血に含まれますが、一般的な排卵出血は「中間期出血」とも呼ばれ、病気が原因ではないものを指します。 排卵出血が起きる仕組み一般的な排卵出血は、どのような仕組みで起きるのでしょうか? 女性の身体は非常に繊細で、さまざまなホルモンによって月経の周期を一定に保っています。 特に女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンが関係していて、排卵前にはエストロゲンが、排卵後にはエストロゲンに加えてプロゲステロンも分泌されます。 排卵期には卵巣内の卵胞からエストロゲンの分泌量が急激にアップダウンします。 これによって子宮内膜の一部が剥がれ落ちて、生理に似た出血が起こることがあり、これを排卵出血と呼んでいます。 つまり排卵出血はホルモンの分泌量の変化によって引き起こされるのです。 正常なおりものは前述の女性ホルモンであるエストロゲンの分泌によって出てきます。 一般的には排卵の数日前に正常なおりものが出てくるとされています。 正常なおりものは、臭いなどは無く少し白っぽい、もしくはさらさらの透明な液体です。 このおりものに、排卵出血によって血液が混ざることがあり、茶褐色やピンク色のおりものが出ることがあると言われています。

次の

出血した…妊娠か生理が原因?迷ったらチェック!色・量・日数の違い

不正出血と生理の違い

スポンサーリンク 妊娠超初期の着床出血とは? 着床出血についてここではご説明していきます。 なぜ着床出血が起きるの? 受精卵が着床することで妊娠がスタートします。 その際、子宮の壁を多少ですが傷つけてしまうんですね。 細かい傷ですが、時に出血してしまうことがあり、それが着床出血として表にでるのです。 着床出血はいつ出るの? 妊娠超初期、つまり0週~3週の間に見られる症状です。 だいたい生理予定日1週間前位から、生理予定日頃の期間に見られます。 着床出血って危険なの? 出血と言うと、妊娠においては問題があるイメージがありますよね。 ですが、着床出血は母体はもちろん、お腹の赤ちゃんに影響はないので心配ありません。 子宮壁の細かい傷によって出てしまうものであり、すぐに修復されますので大丈夫です。 着床出血はどんな状態なの? 出血と言っても子宮の内膜の粘液が溶け出るもの。 流れるような血ではなく、おりもののような状態をしています。 スポンサーリンク 着床出血と生理の見分け方は? 普段の生理が軽い人では、生理が来たと思っていたら妊娠だったと後から気付くこともあるようです。 着床出血と生理の出血、それはどのように見分ければ良いのでしょうか? 着床出血はトロっとしている 個人差がありますが、着床出血は生理終わり頃の様な茶色のトロットしたおりもの状をしていることが多いです。 色が鮮血ではないこと、量が少ないことが着床出血と生理の見分け方になるでしょう。 基礎体温と見比べてみる 着床出血と思われる出血があった場合、基礎体温と照らし合わせてみましょう。 その出血が妊娠超初期の兆候かどうかが判断がしやすくなります。 生理の兆候であれば、基礎体温は下がりはじめます。 体温が高いまま少量の出血があると、着床出血の可能性が高くなります。

次の

【妊娠超初期】この出血は不正出血?それとも着床出血?違いとは?

不正出血と生理の違い

不正出血があったら早めに婦人科を受診しましょう 婦人科受診の理由で、「」「」と並んで多い「不正出血」。 本来の月経周期以外の時期に出血があった場合、全て「不正出血」になります。 性交渉の後に見られる不正出血のことを「接触出血」ともいいます。 いずれも、病気のサインである可能性があるので、月経期以外に出血があったら要注意。 おりものに薄く混ざる程度の茶色の不正出血から、月経のような鮮血の不正出血まで量は様々ですが、量が多いかどうかではありません。 少量であれ、出血しないはずの時期に出血しているかどうかが問題となります。 不正出血の原因と治療法 不正出血の原因として次のようなものが挙げられます。 毎月出血する場合はピルで内膜を薄くすることで改善をはかります。 あまりに何度も出血する場合は、レーザーで子宮の出口を焼く治療を検討することも。 詳しくは「」をご覧ください。 腟内にホルモン剤を入れて女性ホルモンを補う治療を行ないます。 少量の出血を月経と勘違いして妊娠に気付かない方もいらっしゃるくらいです。 切迫流産の治療の基本は安静です。 詳しくは「」で解説しています。 良性なので放置しても大きな問題にはなりませんが、出血しやすいので、たびたび出血する場合は切除してもらっておいた方が安心。 ポリープは、外来で麻酔無しに簡単に取れます。 詳しくは「」をご覧ください。 ほとんどが良性ですが、子宮体がんがポリープ状に発育することもあるので、悪性でないことだけは検査で確認しておく必要があります。 薬物治療でポリープを小さくしていくか、手術で取り除きます。 薬物治療では、ピルや生理を止める薬を使います。 手術は日帰りまたは短期入院で、子宮鏡下手術を行ないます。 「」に詳述しています。 内膜ポリープと同様、子宮内に飛び出ているため、月経量が増えたり月経の時期以外に出血する原因となります。 ピルで出血をコントロールするか、子宮鏡手術で筋腫のコブそのものを削っていきます。 子宮筋腫については、「」「」もあわせてご覧ください。 ピルや排卵誘発剤で月経周期を整える治療を行ないます。 「」「」「」で詳しく解説しています。 抗生剤の内服で治療します。 妊娠中にクラミジア頚管炎になると、流産や早産や破水の原因になるので注意が必要。 「」をご覧ください。 子宮体がんの前がん病変の事もあるので注意が必要です。 ピルや黄体ホルモン療法で治療します。 手術や化学療法(抗がん剤による治療)・放射線治療が必要になります。 詳細は「」「」「」をご覧ください。 手術や化学療法(抗がん剤による治療)・放射線治療が必要になります。 詳細は「」「」「」にまとめています。 不正出血の受診の目安・婦人科に行くタイミングは? 半年以内に子宮がん検診やクラミジアの検査などを受けていて、1回だけ少量の出血があったという場合は、再度出血がないか様子を見てから受診を決めてもいいでしょう。 逆に、全く検診を受けていない人は、たとえおりものがピンクがかる程度のごく少量の出血でも、ただちに婦人科を受診しましょう。 不正出血の原因は非常に多岐に渡りますが、最も気をつけなければいけないのが子宮がんです。 子宮がんは、子宮頸がんも子宮体がんも初期の段階ではほとんど症状がありません。 不正出血という形で自覚できる頃にはある程度進行している可能性もあるので、婦人科検診を受けていない方で不正出血があったらできるだけ早くがん検診を受けることをお勧めします。 特に、閉経後の出血には注意が必要。 不正出血を1年前から自覚していたにもかかわらず検査を受けずにいて、進行した子宮体がんになってしまい、手術と放射線治療が必要になってしまった患者さんもいらっしゃいました。 逆に、ほんのわずかな出血が1回あっただけですぐに検査を受け、子宮体がんが初期の段階で見つかったために手術だけで完治し、術後もとてもお元気に過ごされている患者さんもいます。 元々月経不順で不正出血がある人は、出血があるたびに受診していると大変なので、一度必要な検査を受けたら2~3ヶ月は基礎体温をつけながら様子を見ます。 毎月不正出血があり、月に10日以上出血が続く場合は、治療を検討した方がいいでしょう。

次の