ためして ガッテン 脊柱 管 狭窄 症。 脊柱管狭窄症と間違えやすい危険な病気とは?

⑦脊柱管狭窄症のストレッチの方法

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とは、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなることによって、腰痛や下肢(脚部)の痛み、しびれなどさまざまな症状が現れる病気です。 主な原因は加齢による椎間板の変性(老化)と後方の椎間関節の肥大と考えられています。 腰部脊柱管狭窄症は自然治癒が見込めないため、薬物治療や手術などが必要となります。 今回は、牧整形外科病院の中野 恵介先生に、腰部脊柱管狭窄症の症状から治療法までご解説いただきました。 腰部脊柱管狭窄症ってどんな病気? 脊柱管が狭くなることで下肢のしびれなどが現れる病気 とは、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなる病気です。 この病気では、脊柱管が狭くなることによって内部の神経や脊髄が圧迫され、腰痛や下肢の痛みやしびれなどさまざまな症状が現れます。 上記は、腰椎変性すべり症 *によるの例です。 腰椎変性すべり症:腰椎がずれることで脊柱管が狭くなり、馬尾神経や神経根が圧迫される病気 腰部脊柱管狭窄症の種類 3つの病態の特徴 には、主に以下の3つの病態があります。 馬尾型:馬尾神経を圧迫する病態 馬尾神経を圧迫する病態である馬尾型では、両足のしびれや脱力感などが現れます。 神経根型:神経根を圧迫する病態 神経根を圧迫する病態である神経根型では、主に片方の足の痛みやしびれが現れます。 混合型:神経根・馬尾神経ともに圧迫する病態 馬尾神経と神経根が同時に圧迫される混合型では、上記両方の症状が現れる可能性があります。 腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの関係 腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの違い は、脊柱管自体が狭くなって生じます。 これは、神経が入っている部屋が狭くなっていくイメージです。 一方、は、神経が入っている部屋にさまざまなものが入ってくることによって部屋が狭くなるイメージです。 腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアが合併するケースも 腰部脊柱管狭窄症との両方が合併するケースもあります。 合併している場合でも、原因はどちらか片方の病気になります。 そのため、診断の項目で詳しくお話ししますが、腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアのどちらが原因病巣であるのか確認することが大切です。 後述しますが、どちらが原因病巣なのか判断するための「腰部脊柱管狭窄症診断サポートツール」というものも発表されています。 腰部脊柱管狭窄症の原因 主な原因は加齢による椎間板の変性 の主な原因は、加齢による椎間板の変性です。 特に、腰椎変性すべり症や *などの病気によるものが多いといわれています。 発症する患者さんのライフスタイルはさまざまです。 デスクワークの仕事をされている方に起こることもありますし、肉体労働の方に起こることもあります。 加齢が原因であることが多いため、この病気は、特に60歳以上の方に多いといわれています。 ただし、30歳代などで発症するケースもあります。 生まれつき脊柱管が狭い方は、発症しやすいと考えられています。 変形性脊椎症:椎間板が変形し骨の突出ができ、神経や脊髄が圧迫され痛みなどが現れる病気 腰部脊柱管狭窄症の症状 痛みよりもしびれが多い 神経根型の場合には、片方の下肢に症状が現れるケースもありますが、馬尾型では両方の下肢に症状が現れます。 また、下肢の痛みよりもしびれが現れるケースが多いです。 特徴的な症状は 間欠跛行 かんけつはこう の特徴的な症状は、 間欠跛行 かんけつはこう です。 間欠跛行とは、しばらく歩くと、痛みやしびれが現れるために歩行困難となりますが、少し安静にすると、再び歩くことができる症状です。 また、このように、歩くことは困難ですが、自転車に乗ることは可能な方が多いのも特徴です。 自転車は前かがみなので、症状が現れません。 腰部脊柱管狭窄症では、後ろに反る体制が困難になるのです。 また、腰痛や、頻尿などのが生じることもあります。 腰部脊柱管狭窄症の診断 症状の確認・MRI・脊髄造影検査など の診断には、症状の確認が大切です。 先述したように、特に前屈すると症状が楽になる一方、後ろに反ると痛みが現れるという症状がないかを確認していきます。 また、脊柱管狭窄症は、レントゲン検査である程度推測することができます。 ただし、診断のためには、MRIや脊髄造影検査が必要です。 椎間板ヘルニア、閉塞性動脈硬化症などとの鑑別を行う は、やとの鑑別も大切になります。 閉塞性動脈硬化症は、足の血管が細くなったり、つまったりして、血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれや痛みが現れる病気です。 この閉塞性動脈硬化症でも、間欠跛行が現れるため、脊柱管狭窄症との鑑別が必要となるケースがあります。 また、椎間板ヘルニアとの鑑別のためには「腰部脊柱管狭窄症診断サポートツール」という質問票も活用されます。 このツールでは、該当する項目をチェックし、割り当てられた数字を計算することで脊柱管狭窄症の可能性を判断することができます。 腰部脊柱管狭窄症の治療 脊柱管狭窄症の自然治癒は見込めない の治療の選択肢には、主に薬物治療、装具療法、手術などがあります。 脊柱管狭窄症は、自然治癒が見込めず、むしろ時間経過と共に病気が進行していってしまいます。 そのため、画像上、神経や脊髄の圧迫が明らかな場合には手術を行うケースもあります。 薬物治療 薬物治療は、症状を和らげるために行います。 治療に使用されることが多い薬は、血流を改善する薬です。 の特徴的な症状である間欠跛行は、血流障害によって生じるといわれています。 そのため、薬によって血流障害を解消し、症状を改善することを目指して治療を行います。 装具療法 装具療法では、少し前屈するような装具をつけることで症状が和らぐことが期待できます。 神経ブロック 痛みが強い場合には、局所麻酔剤やステロイドを神経やその周辺に注入することで、痛みをコントロールすることがあります。 手術 脊柱管狭窄症の手術には、除圧術と固定術があります。 除圧術とは、切開をして骨を取り除き脊柱管を広げる方法です。 固定術は、脊柱管を広げることに加え、脊椎間の不安定さを改善する目的で固定する方法です。 記事5で詳しくお話ししますが、当院では、どちらの方法であっても、内視鏡や顕微鏡を使用し、患者さんにとって負担の少ない低侵襲手術を行っています。 記事5では、腰部脊柱管狭窄症の手術についてお話しいただきます。

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脊柱管狭窄症の治療で絶対にやってはいけないこと

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腰部脊柱管狭窄症とは、一言でいえば、背骨の中の神経の通り道がせまくなって、神経が圧迫され腰痛やしびれなどの症状が起きる状態です。 腰部の脊柱管が狭くなる原因は、生まれつき脊柱管が狭いことが深く関係しています。 しかし、先天的に脊柱管が狭くても必ずしも狭窄症になるとは限りません。 こうした先天的な要因に加えて、加齢による背骨や椎間板の変化、特にすべり症などが加わると脊柱管狭窄症が生じてきます。 脊柱管狭窄症は神経のどこが圧迫されるかによって次の3つに分類されます。 馬尾型 「馬尾神経」と呼ばれる腰部脊柱管内の神経の束、すなわち神経の本幹が圧迫される状態です。 そのため、脚や臀部等の痛み・しびれ、排尿・排便障害、会陰部の違和感などさまざまな障害が出やすく重症です。 神経根型 馬尾から枝分かれをして背骨の間から出る神経の根元が圧迫されるタイプで、主に脚の痛み(坐骨神経痛)やしびれ、麻痺などの症状が出ます。 混合型 馬尾型と神経根型が合併したものです。 症状の特徴 特徴的な症状には「間歇跛行」(かんけつはこう)があります。 「間歇跛行」とは、しばらく歩くと脚の痛みやしびれ・脱力が起こって歩けなくなり、少し休むとまた歩ける、という状態です。 重症化すると1~2分しか歩けなくなります。 間歇跛行の原因は立位の姿勢で脊柱管がより狭くなり、神経が強く圧迫されるためです。 そのため、しゃがんだり座って休むと、脊柱管が広くなり神経への圧迫が軽くなって、また歩けるようになるのです。 脚の動脈硬化でも同じような「間歇跛行」が起こりますが、この場合は立ち止まるだけで回復するので、座ったりしゃがんだりする必要がありません。 そこが脊柱管狭窄症との大きな違いです。 脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の症状の違い 状 況 脊柱管狭窄症 動脈硬化症 杖をつくと歩きやすい 歩きやすい 無関係 立ち上がる時 痛む 無関係 歩けなくなった時 必ず座る 座らなくてもよい 自転車に乗る 楽 つらい 排尿・排便障害 起こる 起こらない 検査と診断 脊柱管の狭窄があるかどうかはレントゲン検査やMRI検査でわかります。 しかし、画像所見だけで診断されるわけではありません。 高齢者では加齢による変化で狭窄が起こることが多く、症状が出ない場合もあり、症状が無ければ治療も必要ありません。 症状があっても、本当に脊柱管狭窄症が原因か見極める必要があります。 股関節や膝関節が原因で似たような症状が起こることもあるのです。 特に特徴的な症状である「間歇跛行」の状態を詳しく分析することが必要です。 それ以外の検査として、神経根ブロックが有用です。 本来は痛みの治療として行われるものですが、傷害されていると思われる神経根にブロック注射することで一時的に症状が消失して、楽に歩けるようになれば、その神経根が症状の原因と判断できます。 治療法 保存治療(手術しない治療法) 神経根型の場合は保存治療が中心となります。 まず、安静をはかり、薬物療法として消炎鎮痛剤や神経の血行改善薬が使われます。 それでも痛みがとれず、「間歇跛行」がひどい場合は神経ブロックが有効です。 さらに、コルセットや理学治療も併用します。 手術治療 保存治療を3ヶ月程行っても症状が良くならないときは手術治療を考えます。 特に馬尾型や混合型では多くの場合手術が必要となります。 なぜなら馬尾障害の症状であるしびれ、感覚障害、麻痺、排尿・排便障害は自然治癒することはなく、馬尾障害が長期になると神経は完全に弱ってしまいます。 ある一定期間保存治療を行ってもよくならないときには早めの手術治療が望ましいのです。 日常の対策 腰部脊柱管狭窄がある人は神経を圧迫するような動作や姿勢を避けることが大切です。 背中をそらさない、重いものを扱ったり、腰を急激にひねらない、同じ姿勢を長時間続けない。 十分に注意してください。 当院では、年間約200名の方が脊柱管狭窄症で入院され、治療を受けておられます。 「間歇跛行」の症状を感じておられる方は是非一度ご相談ください。 文:吉本 隆昌.

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腰部脊柱管狭窄の症状チェックと薬・手術による治療法

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足腰の痛みやしびれ、腰部脊柱管狭窄症かも? 「腰部脊柱管狭窄症」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 聞き馴染みのない方も少なくないかと思います。 年齢とともに、「足腰が悪くなり外出が憂鬱になった。 」という方の中には、実は腰部脊柱管狭窄症だった、という方もいるかもしれません。 ここでは、腰部脊柱管狭窄症について、その原因、症状、治療法について確認してみましょう。 足腰に症状の出る腰部脊柱管狭窄症、どんな病気? 腰部脊柱管狭窄症は、背骨の中にある「脊柱管」が狭くなることで、中を通っている神経を圧迫し、足腰に痛みやしびれを引き起こしてしまう病気です。 もう少し詳しく説明すると、脊柱管のまわりには「背骨」、「椎間板」、「靭帯」、などが存在しており、それらが変形したり、ズレをおこしたりしてしまうことで、脊柱管を圧迫する原因となります。 脊柱管の中には神経と血管が通っており、圧迫されることで神経や血行の障害がおこります。 それにより、足腰の痛みやしびれなどの症状を引き起こしてしまうというわけです。 腰部脊柱管狭窄症に似た病気には「腰椎椎間板ヘルニア」や「変形性脊椎症」、「変形性脊椎症」、「すべり症」などがありますが、これらは神経圧迫の原因により、その病名が異なっています。 いずれも症状がよく似ているため、勘違いされやすい病気です。 では腰部脊柱管狭窄症と、これらの病気の違いはどこにあるのでしょうか。 腰部脊柱管狭窄症• 脊柱管の変形によるもの• 主に老化が原因• 50代以上に多い• 前屈姿勢で楽になる 腰椎椎間板ヘルニア• 椎間板の変形によるもの• 老化や喫煙、スポーツなどが原因• 若い人に多い• 後屈姿勢で楽になる 変形性脊椎症• 関節の変形による骨棘形成• 主に老化が原因• 50代以上に多い• 動きはじめに痛みがでる すべり症• 腰椎のズレによるもの• 主に老化が原因• 50代以上に多い これらは併発することも考えられており、それぞれ症状や治療法はとても似ています。 病院に相談する際などの参考にしてみてください。 その症状、腰部脊柱管狭窄症が原因かもしれません 腰部脊柱管狭窄症の症状として、以下が見られることがあります。 腰回りの違和感• 足のしびれ、痛み• 会陰部の感覚異常• 排尿障害• 間欠性跛行• 坐骨神経痛 中でも「間欠性跛行」と、「坐骨神経痛」は特徴的な症状であるため、もう少し詳しくご説明したいと思います。 間欠性跛行 安静にしているときはなんともない場合でも、背筋を伸ばして立っていたり、歩いたりすることで、足のしびれや痛みがあらわれることがあります。 これは、間欠性跛行と呼ばれ、長時間の歩行が困難になる原因となります。 歩けなくなってしまったときの改善策としては、前かがみになったり、腰掛けたりすることがあげられます。 この症状は、腰部脊柱管狭窄症の特徴と言われており、他の腰痛や足のしびれをともなう病気の中からこの病気を疑うひとつの判断材料となりそうです。 ただし、腰部脊椎間狭窄症が神経性なのに対し、血管性と呼ばれる間欠性跛行の症状をともなう病気として、閉塞性動脈硬化症があります。 この病気にも、間欠性跛行が見られるため、この症状のみで腰部脊柱管狭窄症を断定することはできません。 坐骨神経痛 「坐骨神経痛」と聞くと、それ自体が病気だと勘違いされていることが多いですが、坐骨神経痛はなにかの病気の症状のひとつです。 脊椎から足に伸びている坐骨神経が圧迫されたり、刺激を受けることで出る神経痛のひとつで、おしりや太ももの後ろ側などに、しびれや疼痛があらわれる症状のことです。 坐骨神経痛は、色々な病気でその症状が現れることがありますが、腰部脊柱管狭窄症でも症状があらわれますので、知っておくといいかもしれません。 自然治癒しづらい?その診断・治療法とは? 腰部脊柱管狭窄症が疑われる場合、普段あまり病院にかからない人では何科にかかればいいのかわからないかもしれません。 ここまで確認してきた症状や、他にも気になる症状があれば、整形外科を受診してみましょう。 では、整形外科ではどのように腰部脊柱管狭窄症を診断するのでしょうか。 一般的に診断に用いられるのは以下の検査だといわれています。 問診、神経反射• X線検査• CT検査• MRI検査• 脊髄造影剤検査 問診では、ここまで確認してきたような症状や、普段気になっていることを詳しく説明するといいでしょう。 X線検査では、骨の形を確認することができますが、脊柱管の狭窄まで確認することはできません。 そのため、CT検査やMRI検査を実施することが多いですが、それでも判断のつきづらいときには脊髄造影剤検査を実施することがあります。 別の病気との違いを確認するために、他にも検査を行うこともあります。 これらを総合して、腰部脊柱管狭窄症の診断がされています。 病気が診断されたら、今までのつらい症状の原因がわかった喜びの一方、「これからどうなるんだろう・・・」と、不安も大きくなりますよね。 実際どのような治療がおこなわれていくのでしょうか。 治療には、痛みを和らげるためにおこなわれる保存的治療、痛みの原因となっている根本から治療する根治治療の二種類があります。 腰部脊柱管狭窄症は自然治癒することはほとんどない病気といわれており、排尿障害が出ている場合などは保存的治療では症状の改善が見られないこともあります。 その場合には早期手術が望ましいですが、手術に抵抗がある場合や、症状が軽度の場合、または医師の判断があった場合に保存的治療がおこなわれる場合があります。 それでは、それぞれの内容について確認していきましょう。 薬物療法 鎮痛剤として、湿布や塗り薬、内服薬が処方されることがあります。 その他、筋肉の緊張を和らげることで痛みを軽減させるため、筋弛緩薬を用いたり、神経組織の回復を目的に、ビタミン剤等が処方されることもあります。 ただし、これらは痛みを軽減する目的で使用され、原因の改善にはならないため、長期間の使用が必要となります。 そのため、他の治療と併せておこなわれることが一般的です。 理学療法 理学療法とは、基本動作能力を維持、回復することを目的に、運動や物理的治療をおこなう方法のことです。 腰部脊柱管狭窄症では、温熱療法、牽引療法、超音波療法、体操療法などを行うことが多く、筋肉の緊張をほぐしたり、血行を良くすることで痛みを和らげる効果が期待できます。 ただし、状態によっては症状を悪化させてしまう場合もあり、専門医の指導が必要となります。 神経ブロック 神経ブロック注射とは、痛みのある箇所の神経に局所麻酔薬を注射し、痛みを軽減させる治療です。 腰部脊柱管狭窄症では、「硬膜外ブロック」、「神経根ブロック」を行うことが多く、その箇所は医師によって診断されます。 神経を麻痺させることにより、痛みを軽減させる効果のほか、筋肉の緊張を和らげたり、血行をよくしたりする効果もあり、治癒力を高めていく可能性があります。 腰部脊柱管狭窄症になってしまったら、日常生活で気をつけることとは? 最後に、腰部脊柱管狭窄症になってしまったら、日常生活で気をつけたいポイントを紹介したいと思います。 ・姿勢に気をつける 「姿勢に気をつける」というと、背筋を伸ばさなければならないように思うかもしれませんが、腰部脊柱管狭窄症では逆の姿勢が痛みを軽減してくれます。 起きているときだけではなく、寝ているときも背中を少し丸くすることを心がけましょう。 ・コルセット、シルバーカーを利用する コルセットやシルバーカーも、背中を反らせない助けをしてくれます。 ・ストレッチを行う 腰が反ってしまうことが、痛みやしびれにつながるため、腰の反りを改善するストレッチが有効です。 ただし、誤ったストレッチを行うと、症状を悪化させることにつながります。 必ず医師に相談して実施するようにしましょう。 日常的に足腰のしびれや痛みがあることで、気分も落ち込んでしまうことがあるかもしれません。 症状を軽く見たりせず、気になったら病院で診てもらいましょう! 腰部脊柱管狭窄症の保存療法 保存療法とは、「手術等の侵襲を加えない治療」のことです。 腰部脊柱管狭窄症と診断された場合、いきなり手術療法が選択されることは稀で、通常は保存療法から始めます。 保存療法の内容は、が以下の通りです。 痛みを緩和する薬の服用• 痛みの部位に消炎鎮痛作用のある湿布を貼る• 硬膜外ブロック・神経根ブロック注射• マッサージ、ホットパック、赤外線等の理学療法• 脊柱管を広げる体操、ストレッチ• 腰椎を安定させるコルセット着用 コルセットはオーダーメードの物、既成のものなどたくさんの種類があります。 腰部脊柱管狭窄症の手術療法 手術を行うことで、狭くなってしまった脊柱管を広げることを目的としており、ご紹介した中では、唯一の根治治療といえます。 手術で行う内容としては、脊柱管を狭くする原因となっている、変形した骨や椎間板などを削り、脊柱管を広げる方法と、金具などを入れ、神経のまわりを広く固定する方法があります。 内視鏡を使用し、小さな傷で手術を行う病院もありますが、術式は病院によって違います。 手術を希望している場合、症状がひどいと感じている場合には、病院を受診する前に事前の確認を行っておくといいかもしれません。 整形外科では、検査結果によりそれぞれにあった治療法での治療がおこなわれるかと思いますが、内容について理解したうえで治療にのぞみ、より安心して治療を受けたいですね! 狭窄が強度、症状が激しく日常生活に支障をきたす場合、保存療法でも効果が無い場合は手術療法の適応となります。 手術の目的は、脊柱管の中を通っている神経を圧迫している物理的原因を取り除くことです。 黄色靭帯や背骨の一部を削ったり切り取って神経への圧迫を取り除きます。 これらは、うつぶせの状態で、背中側の皮膚を切開し手術します。 確実に神経に対する圧迫は解除されますが、背骨の一部を切り取るわけですから、術後は背骨の安定性が悪くなる可能性があります。 術式によって異なりますが、入院期間は2週間~3週間程度です。 椎弓切除術 椎弓を広い部分に渡って切除し、神経の圧迫を解除します。 切り取る部分は椎体の椎間関節(背骨同士をつなぐ関節)の一部、棘突起(背骨の後ろ側に飛び出した部分)の一部、黄色靱帯です。 拡大開窓術 広範囲に骨を取り除かず、圧迫部分だけを切除し脊柱管の面積を広げます。 棘突起縦割式椎弓切除術 棘突起の中央を縦方向に割るように切開し圧迫を解除します。 術後の痛みが少ないと言われています。 複数の腰椎に病変があり、複数の椎弓を取り除いた場合は、背骨の支柱としての安定性が損なわれます。 圧迫を取る手術と同時に、自分の腸骨から取り出した骨片や、金属プレートをボルトで脊椎に固定する腰椎固定手術も行われます。 腰椎脊柱管狭窄症 内視鏡で可能なMEL(内視鏡下脊柱管拡大術) 腰椎脊柱管狭窄症の手術は、患者さんの肉体的侵襲が少なく、入院期間が短い内視鏡下手術が可能な病院もあります。 MEL(内視鏡下脊柱管拡大術)は全身麻酔で行われますが、2泊程度の入院期間とされています。 背中の後ろ側を切る手術と比較したメリットは3つです。 ・創部が小さく痛みが軽い ・大きく切らない事により感染症発生の危険性が少ない ・入院期間が短く日常生活に早く復帰できる 身体への負担が少なく、入院期間が短いことが特徴です。 しかし、強い狭窄、範囲が広い狭窄、背骨の変形が強度の場合は内視鏡手術より、従来の背中側を切る手術方法が適しており、確実なこともあります。 対応可能な病院は限られています。 内視鏡手術の対象は限界があります、医師の説明を良く聞き適切な方法を選択してください。

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