イソプロピル アルコール 毒性。 イソプロピルアルコールの用途!家中で活躍する万能アイテム

イソプロピルアルコールはエタノールの代用品として手指の殺菌に使えるのか?【エタノールの代用品】│コヤナギケン

イソプロピル アルコール 毒性

先日ホームセンター買い物に行ったとき、塗料のコーナーで「イソプロピルアルコール」に売り切れの札が出ていたので、「まさかコレを除菌のエタノールの代わりに使っているのでは??溶剤コーナーですよ?」と思ったので調べてみました。 2-プロパノール、イソプロピルアルコール、IPA、イソプロパノール は呼び方が違いますが 同成分のようですね。 日本薬局方のイソプロパノールの添付文書には以下の記載がありました。 【効能・効果】 手指・皮膚の消毒、医療機器の消毒 【用法・用量】 通常イソプロパノールとして50~70vol%溶液として用いる。 本剤は 消毒用としてエタノールの代わりに用いられる。 50~70vol%の濃度で手指消毒・医療機器の消毒に使用されているようです。 ヒト推定致死量 経口 はエタノールが250~500mLに対して、イソプロパノールは120~240mLとなっており、人体への毒性がエタノールより強いといえるでしょう。 にもイソプロパノールは有効である旨の記載がありました。 肌荒れや密室での蒸気への曝露にはエタノール以上に気をつけましょう。 ただし、amazonなどで売られているものはあくまで 工業用の溶剤目的で生産されているものが殆どなので、完全に自己責任の範囲となりますが、純度も高いものもが多いので適切に精製水で薄めて使用するには問題がないかと思います。

次の

イソプロピルアルコールの消毒・殺菌効果を解説!濃度や危険性も説明!

イソプロピル アルコール 毒性

イソプロパノールとは? そもそもプロパノールとは? イソプロパノールを知る前に、まずプロパノールという薬品からみていきましょう。 プロパノールは英語で(propanol)と綴り、第二級アルコールの一種とされます。 消防法に定める「第4類危険物 アルコール類」に該当します。 また、プロパノールには2種類の構造異性体があり、1-プロパノールと2-プロパノールに分かれます。 イソプロパノールは、無色澄明な液剤で、イソプロピルアルコールとも言われ、IUPAC命名法に従うと、2-プロパノールと呼ばれます。 つまり、2-プロパノールとイソプロパノール、そしてイソプロピルアルコールは呼び方が違うだけで同じ薬品だといえます。 イソプロパノールはエタノールと同じく消毒液の用途として広く使われています。 イソプロパノールの効果、及び使用方法 イソプロパノールは手指・皮膚の消毒、医療機器の消毒目的として作られた消毒薬、及び消毒液です。 原理としては、ウイルスなど微生物の蛋白質を変性凝固させることによって殺菌作用が働きます。 使用方法としては、そのままの濃度の原液、もしくは水で1. 4倍ほどに薄めた液を消毒綿などを使用して消毒部位に塗布します。 傷のある皮膚や粘膜の部分には使えません。 たんぱく質が含まれる血液や体液などが付着している医療器具などに、消毒目的として使用する場合には、先に十分洗い落としてから使用する必要があります。 丸石製薬株式会社の50%イソプロピルアルコール(外皮用薬)、一般名イソプロパノール Isopropanol の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 用法・用量(50%イソプロピルアルコールの使い方) イソプロパノールの特性 イソプロパノールは無色透明で芳香を帯びた液体です。 匂いとしては、病院特有のアルコール臭、と言えば想像がつくかと思います。 医療機関等で消毒用として広く使われています。 可燃性の液体で、常温での引火点 は11. またエタノールに比べて脱脂性が強く、手が荒れやすいという特徴があります。 消毒目的として手先や指先に使った後は、きちんと保湿剤でケアした方がよさそうです。 また、酸化するとアセトン、酸素と結合(還元)するとプロパンになります。 水和反応には 2種類あって、日本国内では酸化タングステンや酸化チタンなどの金属酸化物を触媒として用いる直接水和法が多用されています。 現在、イソプロパノールの日本国内における生産量は およそ22万トンと言われています。 この、直接水和法の他に、硫酸化後に加水分解を行う間接水和法という摘出方法もあり、世界的には間接水和法を取る方法が主に使われています。 これは、1920年、最初に工業的な合成が始まったときから採用されている伝統的な製法で、硫酸を媒介とする水和反応は求電子的付加反応の形式で進行します。 最近では、プロビレンの供給の減少と価格の高騰により、新しくアセトン法とう製造方法が開発され、三井化学などの大型プラントが新しい製造方法に切り替えているところもあります。 これによって、フェノール・チェーンで生産されるアセトンを原料として使用することができるため、原料の安定確保が計れ、生産量も安定して増やすことが可能になります。 更に、糖みつなどを原料にした発酵によりイソープロパノールとn-プロパノールを生産する技術が、現在研究されています。 今のところ、n-プロパノールについては、グルコースを発酵させて、直接得ることのできる微生物や酵素は知られていませんが、イソープロパノールについては、学会での発表などによると、大腸菌を使って生産する方法、アセトン・ブタノール菌のプラスミド形質転換系を用いて、イソプロパノール生産を可能にする方法、メタノール資化性細菌による方法などが提案されてます。 これらは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を中心にして、大学や各種の研究機関で精力的に研究が行われており、近い将来には、実用化の可能性がある技術が開発されると、想定されています。 イソプロパノールの用途について 工業原料・有機溶剤としての利用 工業原料としてのイソプロパノールは、アセトン合成の中間原料として重要な物質であり、グリセリンの合成原料としても用いられています。 他の物質を溶かす性質を持つ有機溶剤としては、キシレンなどにくらべ環境負荷が小さい為、印刷用・文具用インクの基材としても利用されています。 プラスチック(アクリル樹脂)やゴムを侵す場合もあります。 この場合、イソプロパノールはこの有機溶剤の性質のため、ゴムやプラスチックを痛める可能性があるので、少量で試す、短時間のみの使用、目立たない場所で試してから使う、などの注意が必要となります。 独立行政法人農畜産業振興機構は、農畜産業及びその関連産業の健全な発展と国民消費生活の安定のために価格安定業務,補助事業,情報収集提供事業を実施しています。 消毒・清掃用品としての利用 消毒目的としては、医療機関等でエタノールと並び広く利用されてます。 エタノールより殺菌できる菌種は少ないのですが、酒税がかからないために安価で購入できるため、普及率が高くなっています。 エタノールに比べてやや毒性と刺激性が強いために、手指や器具の消毒程度が目安となっています。 エタノールに、イソプロパノールや添加物を混ぜている製品もありますが、これは酒税を回避する為にこのような混合物での販売がされています。 表面を清潔な状態に保つのに適した液体としてイソプロパノールは清掃目的としても幅広く使われています。 これはメチルアルコールに比べて、蒸発が少ない為環境や身体により安全である、ということや、エチルアルコールほどの規制がない為手軽に購入できる点、ブチルアルコールに比べて匂いが少ない点などが挙げられます。 国内の医師・薬剤師等の医療関係者を対象に、丸石製薬の医療用医薬品二関するよくある質問について情報を提供しています 燃料用水抜き材としての利用 私たちの身近なところ製品としては、イソプロパノールは、自動車用の脱水剤(水抜き剤)としても利用されています。 自動車等の燃料タンク内に入り込んだ水分を排出するための添加剤として、イソプロパノールが主成分として利用されています。 イソプロパノールは水と油分の両方に親和性があることから、混入した水分を燃料中に乳化させて燃焼室に送り、燃焼あるいは蒸発させて水分を排出します。 これは、親水性かつ親油性で水分を含んでいなければ良い訳なので、無水エタノールでも同様の効果があります。 また、自動車のガソリンや軽油の燃料タンク、灯油の屋外設置型タンクでも使用されています。 用途や商品によっては防錆剤やエンジン保護剤、イソブチルアルコール(軽油用)などを混合している物もあります。 イソプロパノールをはじめとするアルコール類は、濃度が高い場合はゴムや樹脂(アクリル樹脂)を膨潤させて劣化させる性質を持つために、水抜き剤に使用するには燃料に対する添加濃度が指定されています。 イソプロパールの沈殿とは? イソプロパノールもエタノールと同じく「核酸」と呼ばれる遺伝子の本体として働くDNAや、DNAの情報をもとにアミノ酸を結合させて、タンパク質を合成する役割のあるRNAと、塩を加えて遠心分離機に掛けることで沈殿させ摘出させる特性があります。 特に、イソプロパノールは、エタノールより水に溶解しにくい性質が高いため,核酸(DNAとRNA)の溶解度が低いため,より少ない量で核酸(DNAとRNA)を沈殿させることができます。 エタノール沈殿 エタノール沈殿は、バイオ実験の中で最も頻繁に行われる操作の1つです。 一般的に、エタノールと塩を加えて遠心分離機にかけると核酸(DNAやRNA)が沈殿する、とされますが、その原理として、核酸は塩基・糖・リン酸から成るヌクレオチドのポリマーであり,主鎖を形成する糖・リン酸部分が特にエタノールに溶けにくいということが挙げられます。 核酸の水溶液にエタノールを2倍量程度加えても,核酸はほとんど沈殿しないため、あらかじめ核酸の水溶液に,ナトリウム塩やアンモニウム塩を加えることにより,リン酸の対イオンとして一価の陽イオンを核酸分子に近づけ、核酸の負電荷を中和することができます。 つまり、エタノール中で核酸分子が凝集しやすくなるというのがエタノール沈殿の原理です。 バイオ実験において,エタノール沈殿(エタ沈)は イソプロパールを沈殿に使う場合 イソプロパノール沈殿は、核酸溶液と等量のイソプロパノールを加えればよいので,遠心分離する液量が少なくて済むという利点があります。 しかしながら,イソプロパノールはエタノールより液体が、蒸発しにくいため,乾燥に時間がかかる、という点とイソプロパノールが残ると,以後の酵素反応などに影響を与えるので,十分に除去する必要がある、という注意点が挙げられます。 エタノールとの違いは? 物理化学的性質の違い 一般的に消毒液として普及しているエタノールとイソプロパノールですが、その性質の違いは何なのでしょうか? 物理的科学的性質と挙げられる違いをまとめてみました。 エタノールより強く不快なアルコール臭がある。 すぐに拭いて乾かしたい場所などを消毒または、掃除する際には、エタノールを使う方が無難のようです。 国内の医師・薬剤師等の医療関係者を対象に、丸石製薬の医療用医薬品二関するよくある質問について情報を提供しています エタノールとイソプロパノールの違いは? 殺菌効果の違い エタノールもイソプロパノールも細菌に対する消毒効果はほぼ同じです。 ただ、一部のウイルスに対してはエタノールのほうが消毒効果が優れているとの報告もあります。 例えば、エンベロープを有するウイルスに対して、消毒用エタノール及び70%イソプロパノールが有効ですが、ほとんどのエンベロープを有しないウイルスに対しては、消毒用エタノールは有効ですが、イソプロパノールは無効となります。 また、殺菌において気をつけたいこととして、イソプロパノールはエタノールに比べ安価である、という利点はありますが、脱脂作用が強い為、皮ふが薄い場所や、広範囲における肌への塗布は避けた方が良いということと、エタノールに比べて臭気が強いということが挙げられます。 毒性の違い エタノールとイソプロパノールの人への毒性の影響の違いは以下のとおりです。 経口した場合の致死量: エタノール:250~500mL イソプロパノール:120~240mL 誤って誤飲した際に気をつけたいことが、イソプロパノールはエタノールの半分以下の容量でも致死量に至る、ということです。 安易な事故を防ぐためにも、両薬品とも子どもの手の届かない安全な場所に保管することが大切です。 エタノールの蒸気は、普通条件では障害がないと考えていいのですが、多量に繰り返し吸入した場合に、毒性の副作用として、粘膜(眼、喉頭、気管支)への刺激、頭痛、身震い、睡気、 嘔気、食欲不振などを起こします。 イソプロパノールの蒸気はエタノールよりもやや麻酔性で有毒です。 多量に吸入した場合、気道の刺激症状、頭痛、悪心を起こします。 両薬品を使用する際には、換気に気をつけることも大切です。 消毒に使用する際にも、エタノールは塗布した肌によっては、過敏症、接触性蕁麻疹などの報告があり、同じくイソプロパノールも、まれに湿疹様皮膚炎を起こすことがある、と言われています。 イソプロパノールに限らず家庭内で使う薬品をもっと詳しく知りたい場合は、MSDS — Material Safety Data Sheet(化学物質等安全データシート)と製薬会社名を一緒に検索すると、より詳しい情報を得ることができます。 国内の医師・薬剤師等の医療関係者を対象に、丸石製薬の医療用医薬品二関するよくある質問について情報を提供しています 価格の違い ほぼ同じ消毒効果があるエタノールとイソプロパノールですが、価格の違いはあるのでしょうか?前述したようにイソプロパノールには酒税法が掛からないために、エタノールよりも安価で購入することができます。 また、エタノールを探すと、IPとついた製品がいくつか見つかります。 これがエタノールにイソプロパノールを混ぜた製品です。 こうすることによって、酒税法による加算額を納めなくてもよくなり、安価でエタノールとイソプロパノールの混合された消毒液が購入できます。 このようにエタノールとイソプロパノールは混合しても大丈夫な薬品なのでしょうか?一般家庭において消毒液としての利用をする際には、エタノールやイソプロパノールと同じく影響はありません。 ただ、経口摂取した場合は、生殖能又は胎児への悪影響のおそれがあるために、くれぐれも誤飲しないように気をつける必要があります。 消毒用エタノールIPA スプレー式 500mL [消毒用エタノール] 【第3類医薬品】イソプロピルアルコール・50 500mL 無水と消毒用との違いは? よく聞く無水エタノール、という言葉ですがこれは、液体濃度が99%以上であるということです。 イソプロパノールにおいては、57. 7%において消毒効果が一番高いのでその割合に合わせて水で希釈してあります。 無水エタノールは、水分がほとんど含まれていない為に、電子機器などの掃除に向いています。 この際は、なるだけ素手で原液を触れないように気をつけましょう。 無水イソプロパノールという製品自体は存在しますが、需要が少ないために、薬局などに在庫があるところが少なく、購入するのは難しいようです。 大洋製薬 植物性発酵エタノール 無水 500ml【楽天24】[大洋製薬 無水エタノール] イソプロパノールの含まれる化粧品について 化粧品として使われる目的 イソプロパノールはエタノールと似た成分で殺菌力が強いため、化粧品の防腐剤として使われることがあります。 また、化粧品の原料には少し暖めても固体のままのものがあり、そういうものを使いやすくするために溶剤としてイソプロパノールを使い、少し加熱すれば液体になるようにするようにされた顔料などの商品もあります。 また、シャンプーやコンディショナーに使う消泡剤としても使われる場合や、溶液としてネイルポリッシュに含まれていることも多いです。 このようにイソプロパノールは毒性の性質を持つ薬品であるにもかかわらず、直接素肌に塗布する化粧品の成分として、防腐剤、溶剤、可溶化剤、粘度低下剤、消泡剤の用途として幅広く使用されています。 注意するべきこと ここで気をつけて欲しいのが、イソプロパノールを化粧品成分で使っていても、表示が不必要のため、成分に入っていても分かりにくい、ということです。 一般的な化粧品の防腐剤は、私たちもよく聞く「パラベン」や「フェノキシエタノール」などが有名です。 これらの成分は石油系防腐剤であり、配合量が多いと肌への刺激が強くなるため、製品に配合できる上限値が定められています。 良心的な無添加またはオーガニック化粧品会社は、ローズマリーやワサビなど、抗菌作用をもった植物エキスを防腐剤として使用していますが、なかには成分表示を必要としないイソプロパノールを使用している場合もある、ということです。 前述したように、イソプロパノールは皮膚から吸収されて毒性も強いので、生産するサイドには、労働安全衛生法 有機溶剤中毒予防規則 で細かく規制されています。 そのような毒性の強い薬品が、ナチュラルコスメの成分として利用され、消費者は無添加だから大丈夫、と安心して疑いもなく使用している場合もある、という事実があることを知り、消費者がより注意を払って良質な化粧品を選択する必要があります。 今使っている無添加化粧品が本当にイソプロパノールを防腐剤として使用しているか、調べる方法はあります。 下のリンクのように、イソプロパノールを成分として使っている化粧品のサーチができるサイトがありますので、今使っている化粧品がどのような成分を使っているのか興味を持ってみるのもいいかもしれません。 最後に いかがでしたか?消毒用途としては非常に有効なイソプロパノールも、使い方を間違えれば、私たちの健康に害を与えてしまう毒性の薬品となるおそれもあります。 例え私たちの生活の身近にある薬品であっても、使用方法を十分に理解した上、細心の注意を払って取り扱うように気をつけましょう。 使用上で疑問があったり、調べたいことがある場合は、MSDS「化学物質等安全データシート」を使って調べたり取扱説明書を熟読するようにしましょう。 異常がある場合はすぐにかかりつけの医師に相談するのも大切です。

次の

イソプロピルアルコールは毒性があるのに、消毒に利用されます。...

イソプロピル アルコール 毒性

イソプロピルアルコールとは?アルコール?の特徴と注意点を解説! みなさんはイソプロピルアルコールをご存知でしょうか?このイソプロピルアルコールというのは低級アルコールの一種で、別名イソプロパノールや2-プロパノールとも呼ばれている液体です。 イソプロピルアルコールはエタノールととても良く似た成分のアルコールであり、殺菌力が大変強く防腐剤としても使われています。 また殺菌力が優れているのに価格も安く、医療機関でも手指や皮膚の消毒・医療機器の消毒用のアルコールとして利用されています。 使用方法は、原液・もしくは水で1. 4倍程度に薄めた液を消毒綿などで消毒部位に塗布していきます。 ただし傷のある皮膚や粘膜の部分には使えません。 イソプロピルアルコールはウィルスなどの微生物のたんぱく質を変性凝固させることによって殺菌作用が働くという性質があります。 ですので消毒目的として使用する場合に、たんぱく質が含まれる血液や体液などが付着している場合には、十分に洗い流してから使用するようにしましょう。 アルコールについて! イソプロピルアルコールはアルコールの一種ですが、そもそもアルコールとは一体何なのでしょうか?お酒などでも馴染みの深い言葉ですが、ここでアルコールについて詳しくご説明いたします。 アルコールとは アルコールという言葉は普段よく耳にしますが、「アルコール=お酒」の意味で使われることも多いと思います。 ですが実際に、飲むことの出来るアルコールの種類というのは1種類のみということはご存知でしょうか? アルコールというのは鎖式・脂環式炭化水素の水素原子をヒドロキシル基で置き換えた化合物の総称のことを指しています。 そして代表的なものとしては、メタノール(メチルアルコール)・エタノール(エチルアルコール)というアルコールの種類で、いつも私たちが「アルコール」と読んでいる飲酒できるアルコールというのは、このエタノール(エチルアルコール)の事を言うのです。 また、アルコールには分子中にヒドロキシル基が2個ある二価アルコール(エチレングリコール)や3個ある三価アルコール(グリセリン)という種類もあります。 アルコールは無色透明の液体であり、揮発し燃えやすく、有機物をよく溶かすという性質があり、現在では様々な用途で用いられています。 またアルコールの語源は、アラビア語でal-koh'l(粉状物質)に由来します。 当時は現在のアルコールとは異なる意味であったが、その後お酒から可燃物質を蒸留することを「アルコール化」と呼ぶようになり、ここから得られた留出物がアルコールと呼ばれるようになったそうです。 アルコールの利用方法 アルコールの利用方法のご紹介いたします。 まずはやはりアルコールといえばお酒の成分として一番有名な利用法ですよね。 このお酒の成分のアルコールに使われているのは、エタノール(エチルアルコール)という種類のアルコールになります。 デンプン質や果実を酵母や細菌の作用によりアルコール発酵をおこし、これを蒸留してアルコールを作るといった方法もあります。 またアルコールは、医療機関でも医薬の製造に用いられたり、手や指・医療機器などのさまざまな消毒液としても用いられています。 またアルコールランプなどのように燃料としてや、溶剤としても利用されるため、アルコールは私たちの生活に様々な形で用いられている成分なのです。 主なアルコールの種類とは? イソプロピルアルコールとは低級アルコールという種類のアルコールに含まれますが、それではアルコールには他にどのような種類があるのでしょうか?さっそくご紹介いたします。 メタノール(メチルアルコール) まずはメタノール(メチルアルコール)についてご紹介いたします。 メタノールは化学式は「CH3OH」で、別名メチルアルコール、カルビノール、メチールとも呼ばれるアルコールです。 メタノールはホルマリンやフェノール樹脂の原料や、アルコールランプの燃料としても利用されています。 また刺激臭のある無色透明の揮発性の液体であり、水に溶ける性質もあります。 またメタノールは有毒であり、少量の飲用でも失明や致死の危険性があるため、使用には十分注意が必要です。 必ずお子様の手の届かない所に保存するようにしましょう。 エタノール(エチルアルコール) 次にエタノール(エチルアルコール)についてご紹介いたします。 エタノールは化学式は「C2H6O」で、別名エチルアルコールとも呼ばれるアルコールです。 エタノールはアルコール飲料としてお酒の主成分となります。 その他にも殺菌・消毒剤や自動車の燃料、調味料や食品の防腐剤として様々な用途に利用されています。 低級アルコール 続いて低級アルコールについてご紹介いたします。 低級アルコールというのは、アルコールに含まれる炭素の数が5つまでのものを言います。 低級アルコールには様々な種類のアルコールがあり、イソプロピルアルコールもこの低級アルコールに含まれます。 そのほかの低級アルコールについていくつかの例をあげてご紹介いたします。 <エチレングリコール> 化学式は「C2H4 OH 2」で、別名はエタン-1、2-ジオールとも呼ばれる低級アルコールです。 水冷エンジンの不凍液や、ポリエステルやポリエチレンテレフタラートの原料として用いられており、体内に入ると肝障害を引き起こす恐れがありますので使用の際は注意が必要です。 <グリセリン> 化学式は「C3H5 OH 3」で、別名グリセロールとも呼ばれる低級アルコールです。 絵の具の原料や化粧品、浣腸液や利尿剤、目薬や不凍液などに利用されており、血液内に入り込むと肝不全を引き起こす恐れがあります。 高級アルコール 最後に高級アルコールについてご紹介いたします。 高級アルコールというのは、アルコールに含まれる炭素の数が6つ以上のものを言います。 <カプリルアルコール> 化学式は「C8H18O」で、別名はオクタノールとも呼ばれる高級アルコールです。 炭素の数が8つの脂肪族一価アルコールの総称で、n-オクタノール、イソオクチルアルコール、エチルヘキサノールなどがあります。 <セチルアルコール> 化学式は「C16H33OH」「CH3 CH2 15OH」で、セタノール、セチルアルコール、パルミチルアルコールとも呼ばれている高級アルコールです。 界面活性剤や増粘剤や潤滑油などに用いられています。 イソプロピルアルコールについて! それではイソプロピルアルコールとは一体なんなのでしょうか?さっそくイソプロピルアルコールについてご紹介していきましょう。 イソプロピルアルコールとは イソプロピルアルコールというのは、炭素の数が5つまでの低級アルコールの種類に属しているアルコールのことです。 化学式は「C3H8O」で、別名はイソプロパノール、2-プロパノール、プロパン-2-オールとも呼ばれています。 イソプロピルアルコールは頭文字をとって「IPA」とも呼ばれており、商品などにも「IPA」と表記されています。 特にイソプロピルアルコールは有機溶剤として使うアセトンなどの原料や、消毒液や燃料タンクの水抜き剤、塗装の剥離剤などにも利用されていて、私たちの生活の中でも身近にあるものなのです。 MSDS情報 続いてイソプロピルアルコールのMSDS情報をご紹介いたします。 MSDSとは<material safety data sheet>の略で化学物質等安全データシートという、化学物質の特性や取扱いに関する情報を記載したものを言います。 イソプロピルアルコールの分子量は60. 10で、引火点は11. また火災によって刺激性又は毒性のガスを発生する恐れがあるので、使用に関しては裸火禁止・火花禁止・禁煙・強力な酸化剤との接触禁止といったように、火気に対して十分注意する必要があります。 製造方法 それではイソプロピルアルコールの製造方法についてご紹介いたします。 イソプロピルアルコールは、プロピレンの水和反応(水分子付加反応)によって製造されています。 この水和反応には 直接水和法と間接水和法の2つの種類があり、日本では酸化タングステンや酸化チタンなどの金属酸化物を触媒として用いる直接水和法が使われることが多いそうです。 また世界的には、硫酸化後に加水分解を行う間接水和法を取る方法が主に使われているとの事です。 イソプロピルアルコールの特徴とは? それではイソプロピルアルコールの特徴とは一体何なのでしょうか?さっそくイソプロピルアルコールの特徴についてご紹介していきましょう。 無色透明で芳香を帯びた液体 イソプロピルアルコールは無色透明で芳香を帯びた液体です。 アルコール臭があり水とも混和する液体で、引火性も高いのが特徴です。 イソプロピルアルコールは眼に対して強い刺激があり、生殖能力や胎児へ悪影響を及ぼす 恐れがあります。 飲み込んだり吸入しただけでも特定臓器中枢神経系や腎臓へ障害が出たり、気道への刺激を与える可能性もあるため取り扱いには十分注意が必要です。 脱脂性が強い また、イソプロピルアルコールは脱脂性が強く刺激感があるため手が荒れやすいという特徴があります。 ただこの脱脂性という性質を活かして、塗装の現場ではイソプロピルアルコールが脱脂剤としても使われています。 またレンズクリーナーなどの一部にもこのイソプロピルアルコールを用いられている場合があるそうですが、これもイソプロピルアルコールの脱脂性が強いという特徴を活かした利用法と言えそうです。 比重は水より重い イソプロピルアルコールの比重は水よりも重く、さらに粘性が低くて難分解性であることが多いという事です。 ですので。 もしイソプロピルアルコールを大量に地下に浸透してしまった場合には、土壌汚染や地下水汚染を起こすことがありますので、廃棄方法にも環境へ配慮が求められています。 常温常圧で容易に揮発する イソプロピルアルコールは常温常圧で容易に揮発するといった性質があります。 また引火性も高いため保存方法などにも注意が必要です。 火の気のあるところには近づけないようにしたり、薬が残った場合には保管しないで廃棄するなど、取り扱いにお気をつけ頂ければと思います。 イソプロピルアルコールの用途! イソプロピルアルコールは私たちの生活の中でも様々な用途で使用されています。 では一体どんなところにイソプロピルアルコールは使われているのでしょうか? それではさっそくイソプロピルアルコールの用途についてご紹介いたします。 有機溶剤の原料 イソプロピルアルコールは有機溶剤の原料として使われています。 工業原料としてのイソプロピルアルコールは、アセトン合成の中間原料として用いられる重要な物質でグリセリンの合成原料としても用いられています。 そして物質を溶かす性質を持つ有機溶剤としては、キシレンなどにくらべると環境への影響も少なく、印刷用や文具用インクの基材としても利用されています。 またプラスチック・アクリル樹脂やゴムなどにも用いられる場合もあります。 また身近な使用方法としてはイソプロピルアルコールの有機溶剤という特性を活かして、金属やガラスやプラスチックなどについたマジックを消したり、シールやシールを剥がしたあとの残ったノリをキレイにしたりという使い方もあります。 また塗装や両面テープを貼る際に、塗装面や接着面に脂分が残っているとしっかり接着できない為、イソプロピルアルコールで拭くことで脂分を除去するという効果もあります。 イソプロピルアルコールは有機溶剤の性質があるため、ゴムやプラスチックに使用すると素材を痛めてしまう可能性があるので、使用の際は目立たない場所で試してから使うなどの注意が必要となります。 消毒薬 イソプロピルアルコールは消毒薬として、医療機関などでエタノールと並び多く利用されています。 イソプロピルアルコールはエタノールよりも殺菌できる菌種は少ないのですが、安価で購入できるため普及率が高くなっているようです。 しかしイソプロピルアルコールはエタノールに比べると、毒性と刺激性が少し強めのため手指や医療器具の消毒が主な使用方法となっているとの事です。 イソプロピルアルコールは酒税がかからなく安価の為、エタノールにイソプロピルアルコールを混ぜて価格を抑えている製品もあるそうです。 またイソプロピルアルコールは、湿式のDVDレンズクリーナーのクリーニング液やコピー機のガラスやレンズの洗浄液としても使用されていて、表面を清潔でキレイな状態に保つのに適しているのです。 この性質を活かして清掃目的としても幅広く使われています。 イソプロピルアルコールは、メチルアルコールに比べると蒸発も少なく環境や身体により安全であることや、エタノールほどの規制がない為手軽に購入でき、ブチルアルコールに比べて匂いが少ない点が、幅広く使われている理由と言えそうです。 燃料用水抜き剤 イソプロピルアルコールは、自動車用の燃料用水抜き剤としても利用されています。 自動車の燃料タンク野中に入った水分を排出するための水抜き剤として、イソプロピルアルコールが主成分として用いられています。 イソプロピルアルコールは水と油分の両方に親和性があるため、混入してきた水分を燃料中に乳化させて燃焼室に送り、燃焼や蒸発させることで水分を排出することができます。 これは、親水性と親油性でさらに水分を含んでいなければ良いので、無水エタノールでも同様の効果があるそうです。 イソプロピルアルコールをはじめとするアルコールは、濃度が高い場合にはゴムやアクリル樹脂を劣化させる性質を持っているため、水抜き剤に使用するには燃料に対する添加濃度が指定されています。 塗装の剥離剤 最後にイソプロピルアルコールは塗装の剥離剤としても利用されています。 模型製作などを行なう際に塗装を綺麗に剥がすのに使われています。 イソプロピルアルコールは、清掃などにも用いられるため取れにくい汚れや塗装の剥離にも効果的です。 使用上の注意点! それではイソプロピルアルコールを使用する際にはどのような注意点があるのでしょうか?イソプロピルアルコールを安全にお使いいただく為にぜひお守りいただきたいと思います。 それではさっそくイソプロピルアルコールの使用上における注意点についてご紹介いたします。 安全対策 それではイソプロピルアルコールの安全対策についてご説明いたします。 イソプロピルアルコールは必ず指示された使用方法に従って使用し、傷のある皮膚や粘膜の部分には使わなないようにしましょう。 また、医療器具などに使用する場合などで血液や体液などのたんぱく質が付着している場合には、まず血液などをしっかりと洗い落としてから使用するようにしましょう。 イソプロピルアルコールは外用にのみ使用し、誤って飲んだり吸い込んだり眼に入らないように十分注意しましょう。 イソプロピルアルコールを広範囲に使用する場合や、または長期間使用するといった場合には、蒸気を吸入しないよう換気などをして十分注意して行なうようにしましょう。 使用中に気分が悪くなったりと言った異常を感じた時には、すぐに使用を中断して医師の診断を受けることをおすすめいたします。 イソプロピルアルコールの蒸気は、エタノールよりもやや毒性が強いため、もし多量に吸入してしまった場合に、気道の刺激症状や頭痛や悪心を起こしてしまう危険性があります。 またまれに湿疹様皮膚炎を起こすこともあるため、使用の際には十分注意して行なうようにしましょう。 救急処置 イソプロピルアルコールを使用するにあたっての救急処置についてご紹介いたします。 イソプロピルアルコールの使用については十分にご注意いただきたいのですが、もしトラブルが起こった時には早急な救急処置が求められますので覚えておくと良いでしょう。 もしイソプロピルアルコールを吸入した場合してしまった場合には、該当者をすぐに新鮮な空気の吸える場所に移動させて、呼吸しやすい体勢で休憩させましょう。 そして気分が悪いなどの症状があるようでしたら、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。 次にイソプロピルアルコールが皮膚に付着した場合には、付着した衣類を脱ぎ、すぐに多量の水と石鹸で洗い流しましょう。 もし皮膚に刺激を感じた場合や気分が悪い時には医師の診断を受けるようにしましょう。 次にイソプロピルアルコールが目に入った場合には、コンタクトレンズを着用している場合にはコンタクトを外し、速やかに数分間ほど水で洗い流し続けましょう。 もし眼の刺激感が持続している場合や気分が優れないときには医師の診断を受けるようにしましょう。 最後にイソプロピルアルコールを飲み込んだ場合には、口をすすぎ吐かせないようにして、すぐに医師の診断を受けましょう。 保管方法 イソプロピルアルコールの保管方法についてご紹介いたします。 まずは必ず、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光や火気・高温や湿気を避けて保管するようにしましょう。 また薬が残った場合には保管しないで廃棄するようにしましょう。 保管する場所は、冷所であり換気の良い場所で貯蔵して、酸化剤から離して置くようにしましょう。 廃棄方法 イソプロピルアルコールの廃棄方法についてご紹介いたします。 環境への影響を考えイソプロピルアルコールやこれを含む製品を排水溝・河川・水路・下水溝などに流さないようにしましょう。 イソプロピルアルコールが少量の場合には、乾燥土・砂や不燃材料で吸収させるか、密閉できる空容器に回収し廃棄処理をします。 少量の場合には吸収したものを集めるときに、清潔な帯電防止工具を用いて処理をします。 イソプロピルアルコールを大量に廃棄処理する場合には、盛土で囲って河川などへの流出を防止し、安全な場所に導いて回収するようにしましょう。 イソプロピルアルコールの入手方法! それでは最後にイソプロピルアルコールの入手方法についてご紹介いたします。 ホームセンター イソプロピルアルコールはホームセンターで購入可能です。 パッケージに「IPA」と書かれているので、ぜひお探しいただければと思います。 車の燃料用水抜き剤や塗装の剥離剤といった用途があるので、自動車や塗装関係のコーナーに置いてある場合もあります。 店内スタッフにご確認いただければと思います。 ガソリンスタンド またイソプロピルアルコールはガソリンスタンドでも購入可能です。 この場合は、車の燃料用水抜き剤と言っていただければすぐに分かると思います。 イソプロピルアルコールはイソプロパノールとも呼ばれることもありますが、同じ成分ですのでご安心ください。 薬局 次にイソプロピルアルコールは薬局でも購入可能です。 ただ薬局に置かれているものは、消毒用として他のものが混ざっていたりして成分の割合が低い場合もありますので、ご確認いただければと思います。 通信販売 最後にイソプロピルアルコールは通信販売で購入する事も可能ですので、ぜひチェックしてみていただければと思います。 イソプロピルアルコールを安全に使用しましょう! 最後までお読みいただきましてありがとうございました。 イソプロピルアルコールについてご紹介してまいりました。 イソプロピルアルコールは様々な用途で使われているアルコールの一種ですが、使用の際の注意点などもたくさんあります。 ぜひ正しい方法で、安全にイソプロピルアルコールをお使いいただければと思います。

次の