小 公子 セディ。 【アニメ】小公子セディ 1話〜最終回の動画を全話無料で見逃し視聴する方法!

小公子セディ

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小公子セディ Wikipedia概要 小公子セディ Wikipedia(ウィキペディア)概要 アニメ作品概要 タイトルが「セドリック」(Cedric)ではないのは、視聴者である子供に呼びやすくするためである。 日産・セドリックは原作「小公子」主人公の名が車名の由来であるが、これらの商標とは関係がない。 原作では主人公の父親が既に他界しているのに対し、本作で生前のストーリーが付与されていた。 放映話数が43話と短くなったため、未使用の伏線や設定があることを当時のスタッフがDVDの解説で述べている。 全体的に原作に準拠した大人しいストーリー設定であり、執拗ないじめシーンが話題になった同じ原作者の作品である『小公女セーラ』のようなヒット作にはならなかった。 オープニングはそれまでの世界名作劇場のオープニングに含まれている要素をすべて盛り込んだと演出した櫻井美知代が述べており、非常に季節感や動きのある美しい内容に仕上がっている。 主演の折笠愛は、この作品が声優デビューとなった。 アニメあらすじ ニューヨークのブルックリンに住むセディ(セドリック)は優しい両親や下町の友達に囲まれ、楽しい生活をおくっていた。 しかし、セディ(Ceddie)の父親ジェイムズが亡くなってしまう。 ジェイムズの死を知ったセディの祖父ドリンコート伯爵は、セディを跡継ぎにするためイギリスに連れて来る。 ドリンコート伯爵の方針で母親とも離れ離れに暮らさなければならなかったセディだが、その持ち前の明るさと思いやりで、伯爵の心を溶かしていく・・・。 アニメ作品情報 『小公子セディ』(しょうこうし)は、フジテレビ系の「世界名作劇場」枠で放映されたテレビアニメ。 放映期間は1988年1月10日~12月25日で全43話。 原作は、フランシス・ホジソン・バーネットの『小公子』。

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【逃した魚は大きい】 ドリンコート伯爵は、さきほどフォントルロイ殿が親しげに話していたピーターという子どもに釣りを教わったという話が俄に気になりました。 「セドリック、釣りを習ったと言っておったが何か釣ったことはあるのか」 隣で気持ち良さそうに風を受け止めながら愛馬の歩を進める孫に、伯爵は尋ねてみました。 「はい、おじいさん!ぼく、たくさんニジマスを釣ったんですよ。 そりゃあ最初は子どものマスしか釣れなかったけど、しまいにはピーターやコッキーに持たせるほどの大漁でした」 セディがとても自慢げに、それでいて嬉しそうに話すので伯爵はいたく満足しました。 それと同時に、そのニジマスがその後どうなったのかも気になり始めました。 「自分では持ち帰らなかったのか」 「いいえ。 ぼくもおじいさんと自分の分は持って帰りました。 母さんの分はコッキーに預けたんですけど」 「そうか、わしの分もあったのか」 「もちろんです!でも、その日の夕食に出してもらったんだけど、おじいさんは一口も食べてなかったので、ぼくちょっと落ち込んじゃったんです。 おじいさんはニジマス嫌いでしたか?」 伯爵はまったく身に覚えのないことだと驚きつつも、このかわいい孫が屋敷へ来たばかりの頃はぞんざいに扱っていたことも思い出しました。 「そんなことはない。 お前が釣った魚だと知っておったら、ちゃんと食べた。 あの時はな、痛風が酷くて食欲がなかったのだ」 我ながら下手な言い訳だと思いましたが、セディは真面目な顔で頷きました。 「やっぱりそうじゃないかと思ってたんです。 おじいさんならきっと喜んでくださると思ってたもの。 また春になったら、おじいさんのために大物を釣りますね」 「何、わしのためにか」 「今度は最初から大きいのが釣れると思うんです。 たくさん釣るので一緒に食べましょうね」 「そうだな、楽しみにしておるぞ」 「ぼく、頑張ります」 白皙の頬を紅潮させて宣言する孫を尻目に、伯爵は心の奥底でその時の自分は実に残念なことをしたのだと残念に思うのでした。 【おじいさんの誕生日】 未来のドリンコート伯爵、小さなフォントルロイ殿がそれを知ったのはほんの偶然からでした。 いつものように、デューガルを引き連れて馬屋に行こうとしたときです。 メイド頭のメロン夫人と執事のジェファーソンさんが立ち話をしている声が聞こえました。 セディは最初、元気よく挨拶しようと思ったのですが「御前が……」という言葉が聞こえたので思わず足を止めたのです。 デューガルの頭を撫でながら、セディは聞き耳を立ててみました。 本当は立ち聞きするのは良くないことだと思っていたのですが、どうしても気になったのです。 「若君がお見えになってからは、ことのほか健康になられてようございました」 「左様。 しかしながらメロン夫人、御前も来週のお誕生日をお迎えになれば71ですぞ。 あまりご無理は」 「それでも、若君とお出かけになられるのが何よりの薬です」 おじいさんの誕生日! セディはびっくりしました。 何故なら、セディが8歳の誕生日を迎えるときにはそれはそれは盛大なパーティーを開いてもらったのです。 何週間も前から屋敷中の使用人たちが上や下への大騒ぎでした。 それなのに、来週が誕生日だというおじいさんのパーティーについては何も聞こえてこないのです。 セディは外へ行くのをやめて、母上の部屋へ向かいました。 「あら、外へ遊びに行ったのではなかったの」 アニーことエロル夫人は息を切らしながら駆け込んで来た息子を受け止めると、その金髪を撫でて尋ねました。 「母さん、来週おじいさんの誕生日があるんですって。 でも、パーティーの話は聞いてませんし、母さんは何か知ってますか」 「母さんも知らなかったわ。 そう、お義父さまのお誕生日が」 「おじいさんのパーティーは開かれないのかなあ」 「そうねぇ。 ニューヨークにいたときも、セディのお誕生日にはお友だちを呼んでケーキを食べたりしたけれど、母さんや父さんの誕生日は家族だけでお祝いしたでしょう。 きっとおじいさまも、セディやメロン夫人たちと静かにお祝いするのが良いのかもしれませんよ」 優しく諭す母の言葉に、セディも納得しました。 大勢ひとが集まるパーティーは、楽しいけれどおじいさんは疲れてしまうかもしれません。 そこでセディは、せめて何かプレゼント出来ないものだろうかと考えました。 「ねぇ母さん、何かぼくがおじいさんにプレゼント出来るものはないかなあ。 おじいさんは大金持ちだから、何でも欲しいものは買えるでしょう」 「物をあげるだけがプレゼントではありませんよ。 セディ、おじいさまがセディにしてもらったら喜んでくださりそうなことを考えてみてはどうかしら」 エロル夫人は、この子のすることならば伯爵は何でも喜んでくれるだろうと確信しながらも、自分で考えることを促してみました。 セディはしばらく母の隣で悩んでいましたが、急に何か閃いた様子で立ち上がりました。 「そうだ!おじいさんの鞍を綺麗にしたらどうでしょう。 ぼくの鞍も、この間手入れの仕方をウィルキンスに教わったんです。 シーリムの鞍の手入れもやってみたいんです」 「まぁ、それはとても良いことだと思うわ。 きっとおじいさまもお喜びになるでしょう」 孫との遠駆けをいつも楽しんでいる伯爵の顔を思い出して、エロル夫人は息子に笑みを返しました。 そうと決まったら、セディは脇目もふらずウィルキンスのところへやってきました。 「ウィルキンス!おじいさまの、シーリムの鞍を手入れしたいんだ」 「御前の鞍を若君が?」 「うん、だって来週おじいさんの誕生日なんだもの。 綺麗になった鞍で一緒に遠乗りに行けたらいいのになあと思って」 「なるほど、それは御前もお喜びになられるでしょう。 ではこのウィルキンスと一緒に馬具の手入れをしましょう。 ジェファーソンさんにも協力してもらって御前の持ち物をお借りしなくては」 心強いウィルキンスが助けてくれるとあって、セディは遅くまで熱心に鞍も腹帯も頭絡も、曇り一つないほど磨き上げました。 伯爵はちょうど貴族院の議会でロンドンへ行っていましたから、隠れてこそこそする必要もなかったのです。 お屋敷の使用人たちは、みんな代わる代わる若君の頑張る姿を覗きに来ては微笑ましく思うのでした。 「セディ、飲み物をお持ちしましたから、少し休憩しませんか?」 ジェーンが果物を絞った飲み物を持って、馬屋に来てくれました。 「ありがとうジェーン、ぼく、すっごく喉が乾いてたんだ」 「それなのに手も止めずに頑張っていたんですか」 「集中しちゃうと喉が乾いているのも忘れちゃうんだ。 でも、ジェーンが持ってきてくれたジュースを見たら生唾が出ちゃった」 汗を拭きながら笑うセディに、ジェーンとウィルキンスは顔を見合わせて肩をすくめました。 「セディ、御前がお帰りになるのは明後日ですよ。 そんなに根を詰めなくても」 「でも、ぼくやりたかったんだ」 「セディ……」 ジェーンもウィルキンスも、セディがとても頑張り屋であることを知っていたので続きは明日にしましょうと提案しました。 以前、馬の稽古で頑張り過ぎて高熱で寝込んだことがあったからです。 「もし若君が御前のためにお倒れになったら、それこそ御前を悲しませることになります」 伯爵の名を出すと、セディは「そうだね、また明日やろうね」とすんなり納得して馬屋を後にしました。 今や、セディにとっておじいさんは母親と同じくらい大切だったのです。 セディの手入れした馬具がすっかり綺麗に仕上がった翌日、ドリンコート伯爵はご領地の駅へとお着きになりました。 いつものように、汽車の到着に合わせてセディが迎えに来てくれていたので、伯爵はことのほか喜びました。 「どうだセドリック、変わりはないか」 「ええおじいさん、ぼくも母さんもお屋敷のみんなも元気です」 セディはわくわくとした気持ちを抑えきれないといった顔で、馬車に乗り込むとおじいさんの隣に座りました。 「おじいさん、今日がお誕生日なんですか」 「誕生日だと。 おお、確かに今日であったかのハビシャム」 「左様です御前」 古くからの馴染みの弁護士は、伯爵の誕生日も記憶しているようでした。 「わぁ、良かったあ。 おじいさん、お誕生日おめでとうございます。 ぼく、おじいさんにプレゼントがあるんですよ」 「ほう、プレゼント」 伯爵は、この小さなフォントルロイ殿が自分に何をくれるのだろうかと思案しました。 何をもらうことになるのか見当がつかないながらも、どんなものであっても可愛い孫の用意してくれた気持ちが嬉しかったのでした。 屋敷へ着くと、エロル夫人も伯爵を出迎えました。 「お帰りなさいませ伯爵様」 「うむ」 老伯爵は、例の一件から一緒に住み始めて久しい孫の母親、そして亡き息子の妻へ優しい眼差しを返しました。 使用人たちも今では見慣れた光景ですが、はじめの頃はみな一様に驚いたものです。 「伯爵のお誕生日とうかがいましたので、これを」 「薔薇の花か」 「以前、伯爵にいただいた薔薇が見事だったものですから、私もお庭をお借りして育ててみましたの」 エロル夫人のように瑞々しい美しさを湛えた薔薇を受け取って、伯爵は大いに満足しました。 「これは食事の席に飾らせよう。 よいなメロン夫人」 伯爵から花束を渡されたメロン夫人の顔もにこやかです。 長いことこのお屋敷に勤めて来たメロン夫人にとっても、伯爵がとても穏やかになったことが何より嬉しいことでした。 「おじいさん、今日はお疲れですか」 昼餉の席で、セディは控えめに尋ねました。 早く馬に乗って欲しいと思ったものの、おじいさんが疲れていたら明日以降にした方が良いと気づいたのです。 「何か用でもあるのか」 いつもより豪華な食事で祝の席の主役となっていた伯爵は、ナフキンを置くと孫へと向き直りました。 「ぼく、おじいさんが帰って来たら一緒に馬を走らせたいと思っていたんです。 でも、おじいさんがお疲れならまた明日お願いしたいんです」 「そうかそうか。 セドリックは優しい子だな」 以前の伯爵ならば、ロンドンから帰って1週間は鬱屈として部屋に閉じこもっていたことでしょう。 でも、セディと出掛けることが楽しみとなってからの伯爵はお医者様も驚く回復ぶりでしたから馬に乗るくらいは造作もないことでした。 「よしセドリック、わしと遠乗りに行こう」 「本当?ぼく、とっても嬉しいですおじいさん!」 セドリックはおじいさんの膝に飛び乗りそうな勢いで抱きつきました。 おじいさんもとても嬉しそうでした。 「ウィルキンス、お願いね」 支度を整えたおじいさんとセディは馬舎へとやって来ました。 ウィルキンスは既にシーリムとリトルプリンスを外へと引いて来ていましたが、シーリムには鞍や頭絡がありません。 「なんだ、まだ準備出来ておらんのか」 「御前にこちらをお見せしたいと思いまして」 ウィルキンスはシーリムに乗せる鞍を伯爵に差し出しました。 「自分で乗せろというのか」 伯爵が険しい顔になったので、ウィルキンスは慌てて首を振りました。 「とんでもございません。 こちらをよくご覧ください」 「ふむ、よく手入れが行き届いているな」 「そうでございましょう。 こちらは若君が御前のために磨かれたのですよ」 「何、セドリックが!」 伯爵は驚いて隣に立つセディを見下ろしました。 セディはちょっぴり恥ずかしそうに、でも真っ直ぐにおじいさんを見上げて笑顔になりました。 「おじいさんの誕生日プレゼントは何が良いんだろうって僕考えたんです。 おじいさんは何でも持ってるし、お金持ちだし……それで、馬具の手入れをしたら喜んでもらえるかなって」 「ああ、喜んだともセドリック!こんな嬉しいプレゼントは初めてじゃ」 「シーリムの手入れも僕、頑張ったんです!あんまりシーリムに構いすぎて、リトルプリンスに拗ねられちゃったんですけどね」 伯爵は愉快愉快と言わんばかりに笑い声をあげました。 周りの使用人達も、釣られて笑顔になります。 伯爵は感激して、早く遠乗りに出掛けたくて仕方がありません。 「シーリムに鞍を乗せるとしよう」 そういって手にしたピカピカの鞍をシーリムにつけはじめました。 「おじいさん、鞍を自分でつけられるんですか?」 「ひと通りは出来る。 お前ももう少し大きくなったらわしが教えてやろう」 「本当!?僕うれしい!」 セディはおじいさんに抱き着いて喜びました。 そしておじいさんといつまでも一緒に居たいと思いました。 「おじいさん、ずっとずっと長生きしてくださいね。 僕、伯爵になるのはうんと後でいいんですから」 「セドリック、お前……」 おじいさんは胸が詰まる思いでしたが、いつか必ず来るその日までは出来るだけ元気でセディのそばにいたいと思いました。 「よし、では一周りして来るかかセドリック」 「はい!」 伯爵とセディは、いつものように領内の疾駆けを楽しみました。 村々では歩調を緩め、人々と挨拶を交わしました。 「今日はおじいさんのお誕生日なんですよ」 セディが挨拶のついでに話すと、村人たちからは「おめでとうございます御前」「伯爵様、いつまでもお元気で」と声が上がります。 伯爵はこれまでそのような事を言われたことが無かったので、何だか気恥ずかしく思いながら「うむ」とだけ返して手を振りました。 いつもの丘で休んでからお屋敷へ帰ると、伯爵はセディを呼んで改めて礼を言いました。 「お前のおかげでこれまでにない誕生日になった。 ありがとう」 伯爵の素直な言葉に、セディも嬉しくなりました。 「おじいさんのお誕生日、来年も再来年も、ずっとずっとお祝いしましょうね」.

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小公子セディ Wikipedia概要 小公子セディ Wikipedia(ウィキペディア)概要 アニメ作品概要 タイトルが「セドリック」(Cedric)ではないのは、視聴者である子供に呼びやすくするためである。 日産・セドリックは原作「小公子」主人公の名が車名の由来であるが、これらの商標とは関係がない。 原作では主人公の父親が既に他界しているのに対し、本作で生前のストーリーが付与されていた。 放映話数が43話と短くなったため、未使用の伏線や設定があることを当時のスタッフがDVDの解説で述べている。 全体的に原作に準拠した大人しいストーリー設定であり、執拗ないじめシーンが話題になった同じ原作者の作品である『小公女セーラ』のようなヒット作にはならなかった。 オープニングはそれまでの世界名作劇場のオープニングに含まれている要素をすべて盛り込んだと演出した櫻井美知代が述べており、非常に季節感や動きのある美しい内容に仕上がっている。 主演の折笠愛は、この作品が声優デビューとなった。 アニメあらすじ ニューヨークのブルックリンに住むセディ(セドリック)は優しい両親や下町の友達に囲まれ、楽しい生活をおくっていた。 しかし、セディ(Ceddie)の父親ジェイムズが亡くなってしまう。 ジェイムズの死を知ったセディの祖父ドリンコート伯爵は、セディを跡継ぎにするためイギリスに連れて来る。 ドリンコート伯爵の方針で母親とも離れ離れに暮らさなければならなかったセディだが、その持ち前の明るさと思いやりで、伯爵の心を溶かしていく・・・。 アニメ作品情報 『小公子セディ』(しょうこうし)は、フジテレビ系の「世界名作劇場」枠で放映されたテレビアニメ。 放映期間は1988年1月10日~12月25日で全43話。 原作は、フランシス・ホジソン・バーネットの『小公子』。

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